9月9日(火)演舞場で海老蔵を見てライブラリーで新宗教事件史の原稿を仕上げる
新橋演舞場へ海老蔵の歌舞伎を見に行く。演目は、「源平布引滝」の通し。竹生島遊覧というのははじめてみたが、実盛物語で語られるので、果たして必要だったのだろうか。昨日遅くて、実盛では眠くなってしまった。義賢最期は派手な立ち回りが売り物で、海老蔵にはうってつけだが、最後階段に倒れる場面のために、着物のしたにクッションのようなものを入れているのがわかった。実盛物語は、相変わらず気持ちのいい芝居だが、最後、馬で去っていくところ、歌舞伎座だと天井が低くて、かがまないと通れない。ところが、演舞場は高さがあって、その必要がない。海老蔵が、普通の役者だと頭をひっこめるのに、後ろにのけぞって一気に通り抜けていくのが格好がいいのだけれど、演舞場ではそれが見られなかった。
東京で歌舞伎を4つの劇場でやっているせいか、役者のいない公演。海老蔵と時蔵だけで、あとは松也と梅枝が目立つだけ。そういえば、市蔵もいたし、権十郎もいたような気がするが、全体に2軍という趣。メインの4人、全員が第一子で、その分、あっさりして甘える役者がいない。その点ではバランスもよくない。
そこからライブラリーへ行き、小幡さんと話をする。マラソンの走り方について教えられたが、一度途中でやめてしまうと、癖がついて、完走できなくなるとのこと。なかなか薀蓄のある話だった。
新宗教事件史、平成20年の分を書いて、一応最後まで書き上げる。全体で300枚までは行かなかった。まだ、全体を見直していないので、どうかはわからない。とりあえず、プリントアウトをしてみる。
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