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October 11, 2008

10月11日(土)金融恐慌は日本には実は無縁でもしかしたら日本が一番優位な立場に立つ予兆かもしれない

何か不思議な気がする。世界は金融恐慌の様相を呈しているわけだけれども、日本に限って考えると、その影響をまるでこうむっていないように見える。かえって、リーマン・ブラザースの破綻という事態が起こってから、日本のどこへ行っても、町の気配は明るくなっている。あるいはそれは、ここのところ海外のとくにアメリカの投資機関に牛耳られているという感覚があり、その当の投資機関がつぶれることで、やっぱりとか、ざまみろとか、そういう気分が日本のなかに広がっているのではないか。全体に、今回の危機的な事態を、もしかしたら日本人は歓迎し、そこに喜びを見出しているのかもしれない。

そこには、はっきりとした根拠がある。ここのところ、世界経済を一番こもらせてきたのは、金余りであり、豊富な投資資金が存在することで、さまざまな相場がその影響を受け、根拠もないのに、また実態とはかかわらないのに、価格が上がってきた。人類社会全体が、明らかに未曾有の金余りという事態に困惑し、ヘッジファンドのような、労せずして利益をあげようとするとんでもない存在に振り回されてきたように思う。今回の金融恐慌で、一番被害を受けたのは、そうしたヘッジファンドなのであろう。その意味では、今回莫大な金余りが解消されることで、相場は安定した方向に向かうのではないか。

そのなかで、日本はバブルを真っ先に経験したことが大きいけれど、技術力その他、世界のどの国も勝てないような技術だとか、生産力だとか、サービス力があり、それはあらゆる国の追随を許さないレベルに達している。けっきょく、戦争に負けた日本が、負けたがゆえに、軍備の拡張合戦に組み込まれず、独自に経済発展ができたことが大きいのではないか。もしかしたら、今回の事態で、日本はアメリカに勝ち、第二次世界大戦の負けを取り返したのかもしれない。

日本が世界の最先端を進み、先に、資本主義2.0の世界が経験せざるを得ないバブルと、その処理を早めに済ませておいたおかげで、いつの間にか、また世界の最先端を行くようになってきた。日本の企業も金融機関も、いまや世界の企業を買うほうに向かっている。中央銀行にしても、日本政府にしても、ここで圧倒的なプレゼンスを見せ付ける結果になったのではないか。しかも、バブルの時代のように、日本が圧倒的な勝ち組であることが、世界には知られていない。

戦後というものは、日本やドイツといった経済的な力をもつ国をいかにして抑えるかが課題だった。アメリカが軍事力をもつこで、日本やドイツの首根っこをおさえることができた。それが、いまや国の力が衰え、経済の変動をコントロールすることが難しくなっている。

その際に一番有効なのは、不正ぎりぎりレベルで金儲けをしている人間を逮捕し、起訴することだろう。投資の流れをコントロールはできないし、また、それが一番の課題であるだけに、相当難しいことがある。

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