10月14日(火)三浦和義氏の自殺で何かが終わった気配がする
朝からライブラリーへ行く。『平成宗教20年史』の校正をする。一応最後まで行く。調べなければならないのは一箇所だけだった。この作業をすると本当にへとへとになる。昼食は、「竹やぶ」でそばを食べる。玉子焼きがうまい。甘くなくて、うっすらとこげているので、かに玉のような味がする。そこがうまいのだろう。11月1日からは新そばになるらしい。
校正が終わってから、小幡さんを誘って、ヒルズ内の「ハーブス」でお茶をする。紅茶の量が多いのはいいが、ケーキがあまりに大きい。すっかりおなかにたまった。夕方、講談社の花房さんと安全安心についての本に追加で書く原稿の打ち合わせ。それに、次に書く本についても話をする。就職活動をどう見るか、それについて話をしていたら、2時間過ぎてしまった。
新宿へ出て、ビッグカメラで、経理ソフトなどを見る。
世間は、三浦和義氏の自殺の話題で盛り上げっている。疑惑の銃弾のころのことはよく覚えているが、あれから何か時代が大きく変わり、それが今日にまで受け継がれている気がする。その時代に、これで決着がついたときに、金融恐慌が起こるというのは、案外関連性があるのかもしれない。要は、疑惑の銃弾の80年代はじめが、日本のバブルの前兆で、そこに今日の問題が生まれてくるきっかけがあったのではないだろうか。
事件については、以前島田荘司の『三浦和義事件』という本を読んだことがある。この本を読むと、全体につじつまがあっていて、三浦氏は殺人にかんしては無罪だという印象を受ける。詳細に事件のことが述べられていて、しかも彼がメディアによっていかにむちゃくちゃたたかれたかがわかる。これは、バッシングを受けた身には、とても複雑に思えることで、事件はそれほど簡単ではないという印象が残った。
ただ、殺人を犯していない説明として、薬物のことがばれるのを恐れたという話になっていたが、その薬物の影響が、今回の自殺に結びついているのかもしれない。とにかく、何かが終わったのだ。
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