10月5日(日)新居由佳梨さんのピアノ演奏をはじめて横須賀で聞く
日曜日だが、朝、2時間ほどがんばって、『寺門興隆』の連載原稿を書く。今回は、出たばかりの『新宗教ビジネス』のことを書いたので、書きやすかったせいもあるが、短い時間で20枚ほど書き上げられる。もし、このペースでやれれば、一日に40枚かけて、それを5日間続けると200枚になり、ちょっと薄めだが、新書一冊分になる。それを毎週続けてやると、一年52週のうち、盆暮れに一週間ずつ休んでも、50冊はかける計算になる。校正は日曜日にやって、土曜日は休み。もちろん、そうなると他にはまるで何もできないが、50冊出せば、年間で最低でも5000万円は入る。売れれば、1億円も夢ではない。と、ばかなことを考える。
昼からは、横須賀方面に汐入にあるよこすか芸術劇場で、木下さんお奨めの女性ピアニスト、新居由佳梨さんのピアノリサイタルを聞きに行く。ついたら時間があってので、どぶいた横丁というところを歩いてみるが、みな見せのシャッターが閉まっている。夜の店ばかりらしいが、すたれているという印象が強い。こういうところは、地方にもなかった。
新居さんの演目は、
バルトーク : 民謡の旋律による3つのロンド
ルーマニア民族舞曲
ドビュッシー : 子供の領分
喜びの島
グリーグ : 「叙情小曲集」より
蝶々、小人の行進、ワルツ、ふるさと、トロルドハウゲンの婚礼の日
リスト : 「巡礼の年 第3年S163より」
第4曲 エステ荘の噴水
「巡礼の年 第2年「イタリア」S161より」
第7曲 ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲-
曲をあまり知らないので、前半と後半の区別がつかなかったが、途中休憩をはさんで2時間弱。前半は、ゆるやかな曲が多くて、それに誘われ、半分寝ながら聞くが、それが心地いい。後半は、強く弾く曲が多くて、そこが彼女の真骨頂のようで、かなり楽しめた。バルトークがどこか日本の民謡に聞こえるのが面白い。楽屋で挨拶し、自由が丘へ出て、夕食をとる。
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