11月15日(金)日蓮遺文はようやく半分を超え夜はなぜか北千住で高校のミニ同窓会
午前中は家で仕事をする。『宗教と現代がわかる本』の2009年版の原稿を書く。9枚ほど。私が翻訳に参加した『タオ自然学』が刊行されてから30年になる。そのあたりのことについてまとめて考えてみる。私のルーツの一つかもしれない。
午後は、日蓮遺文の勉強会。今日は、「種種御振舞御書」を読む。かなり長いものだが、小松先生、2時間半に渡ってぶっ通しで読み続ける。このスタミナにはいつも敬服している。この文書、真筆が残っていない曾存の一つ。私などどう読んでも、日蓮の真筆と思えない。山川智応が真筆と判断して、それが通用しているようだが、果たしてそれでいいのだろうか。内容、文体、日蓮らしさが少しもない。後世に、日蓮の生涯を劇的なものに潤色しようとした試みではないだろうか。
その問題はあるものの、遺文が半分を超えた。ここまでくるのに5年半かかっている。同じペースで進めば、11年かかることになるが、身延期のものは、新しい内容が盛り込まれているわけではない書状などが多い。実際、最近はペースが相当にあがっている。後、3年もあれば、最後まで行くのではないだろうか。
夜は、北千住で高校の同級生の集まり。久しく会っていない顔もあれば、これまでほとんど話したこともない顔もあった。なぜ、多くの人たちが住んでいる場所とは反対の北千住かは問題だが、それについて書いても、関係のない人にはわからないだろう。
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