11月19日(水)駒澤大学だけではないでしょ損失を出したのは
朝は、家で仕事をする。宗教美術史の江戸時代の章を直し終える。あとは、近代と現代をまとめて直すことになり、それで2稿が完成するが、その後また、最初に戻って直していかなければならない。それで終わりになるはずだが、そちらもけっこう手間がかかるかもしれない。ここまで来て、ようやくどういう書き方をすればいいかがわかってきた。その視点で、見直すといくつか問題も出てくるだろう。
途中、久しぶりに上北沢図書館に調べ物に行く。前はよく利用していたが、経堂図書館が出来てからは行くこともなくなった。今回は事典なので、出向くしかない。図書館の前にあった塾が歯科医に変わっていたのは、少子化のせいだろうか。
午後は、天理教の本の後書きを書く。10枚弱になったが、研究史のような感じにもなった。案外、天理教という宗教は客観的に研究されてこなかったのかもしれない。
夕方は、先端研に。天理教の校正のため資料をあさる。どうも出典がわからないところがあり、それは、本文に引くわけにはいかないだろう。大筋では問題がなさそうなので、それで行けそうだ。
夜は、90年代研究会の原稿について、相互批判の会。久しぶりに御厨さんに会う。何ヶ月ぶりだろうか。研究会は、かなり時間がかかる。字数を守るよう、若い諸君にきつく申し渡す。
駒澤大学が資産運用で154億円の損失を出したことがニュースになっている。他の大学は大丈夫だろうか。今年の1月31日に、日経に次の記事が載っていた。これからすれば、続々損失が明らかになってくるはずだ。
大学、資産運用を積極化・日経調査
大学が資産運用に力を入れている。
日本経済新聞社が全国の大学を対象に実施した資産運用調査によると、
回答した私立大学の30%がデリバティブ(金融派生商品)を用いた仕組み債の買い増しを検討。
国公立大学では地方債や政府保証債に資金を振り向ける動きが強まっている。
少子化で経営財源の確保が求められ、運用の重要性が高まっていることが背景にある。
回答した176校の私大のうち、現預金や国債以外の「リスク性資産」に投資している
大学は65%にのぼった。外債投資が中心だが、株式運用の経験があるところも24%あった。
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