11月20日(木)映画「細雪」を見て海老蔵を見て授業してライブラリー・トークの一日
朝、仕事をしようと思ったら、スカパーで、是非みたいと思っていた映画「細雪」をやっていた。録画しようとして、機器の設定はしたものの、最初の部分を見始めたら、けっきょく最後まで見てしまった。実は録画がうまくいっていなかったので、見て正解だった。考えていたのとは違ったけれど、原作とはかなり異なる。あの長い作品を映画にするということ自体大変なのだろうが、映画には映画の論理がある。
昼食のあと、徹子の部屋に海老蔵が出ていたので、それも見てしまう。自分に対して敬語を使っていたのは、ちょっとめずらしいが、彼は緊張すると、みな敬語になってしまうのだろう。これまでは父團十郎に対してのものだけだったが、今日は妹にも敬語を使っていた。それだけ緊張していたことだろう。これを見て、1時間ほど仕事をしてから、大正大学へ。
大正大学の授業もだんだん後が少なくなってきたが、今日は節談説教を中心に、録音を聞きながら講義をする。あとは、文楽、歌舞伎、能楽ということになって、それで授業終わりそうだ。
そこから、ライブラリーへ。今日ははじめてのライブラリー・トーク。自分の地盤なので完全にホームの気分。阿武 秀子さんが聞き手になってくれて、『誰も知らない「坊っちゃん」』を中心に話す。聞いていてくれた人の感想のなかに、まるで幕の内弁当のようというのがあったが、それがおもしろかった。脈絡があるような、どんどんと話しが飛ぶような。阿武さんは、それをうまく裁いてくれた。文学について、なかなか話しをする機会がないが、実は宗教について語るより楽しい。仕事からちょっと距離をおけるからだろうか。
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