12月18日(木)20年がかりで完成した天理教についての本の見本が届く
朝からヒルズへ行く。『日本宗教美術史』の奈良時代の章を直す。
昼から、小幡さんと御茶ノ水のオーディオユニオンへ行く。B&WのSignature 800 と真空管アンプを聴くため。B&Wを最初聞かせて貰うが、まるでよくない。アキュフェーズのプリとメインアンプでならしていたので、悪いはずはないと思うのだけれど、なんだか音がだれている。とても良質のスピーカーとは思えない。これ、レファレンスとして使われているものだと思うけれど、いったいなぜこんな音なのだろうか、疑問に感じる。
イギリス製の真空管アンプになったら、かなり音がよくなったけれど、それでも魅力的な音というわけではない。それにそのアンプ、2時間くらいしかならさない方がいいし、しかも立ち上がりに時間がかかるというので、その使い方がひどく難しそう。よって、小幡さんも何も買う気にならず、東大に講演に出かける。私はヒルズへ戻る。
ヒルズには、八幡書店の武田、堀本両氏がやってきて、『天理教』の見本を持参してくれる。ようやく本ができた。天理教について研究をはじめて20数年が経ち、本にしようと書き始めてからも10年になる。これだけ本になるまで長くかかったものはない。索引もしっかりついているし、一応研究書といっていいだろう。これで、天理教、創価学会、オウムと新宗教で一番核になるものは本にまとめたことになる。
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