1月16日(金)日蓮の勉強会に出て紀伊國屋と伊東屋に寄る
『ぼくが宗教を』の本、次の3章は奇跡がテーマ。これは、宗教学にとってなかなか扱いにくいテーマだ。本当に奇跡など存在するのか、そう問われるとどう答えるべきなのか、それが難しい。ただ、どうするか考えていて、奇跡というものをどの範囲の現象としてとらえるかが重要なのかと思うようになる。たとえば、薬師寺の仏さんなど、今日にまで美しい形で残されているのは奇跡だし、日常の暮らしのなかでも、あり得ないようなことが実際に起こったりすることも奇跡と言っていいだろう。その線で書くしかないかもしれない。
午後は、日蓮遺文の勉強会。ちょっと遅れてしまう。今回は、「選時抄」に入った。仏教の流れを追う部分だったので、格別質問することもなかったけれど、なんとなく話しをしていたら、いろいろと問題も出てきた。今日の議論は、少し内容とは離れて、本文戒壇のことになる。
帰りがけ、紀伊國屋などに寄る。最近、自分の本が売られているかと思うと、それが気になって、本屋に行くことがあまりハッピーにならないのだけれど、『無宗教こそ日本人の宗教である』それなりに山が減っているので安心する。ほかに、伊東屋でペン立てを買う。一番安定がよさそうなものにする。
帰ってから、新聞を見たら、ヒラリー・ハーンのコンサート評が載っていた。なるほどと思いながら、それを読む。たしかに、イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタが一番よかったのは間違いない。
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