1月2日(金)問題はトヨタであってそれを報道しないメディアに問題がある
天気がよくて、寒い。2日から仕事をしてもいいかとも思ったが、とりあえず休み。来た年賀状を整理し、出していない分を出す。正月に入って年賀状を買い足したけれど、それでも足りない。また、少し買わないとならない。
録画して見ていないものなどを見る。織田裕二主演の『椿三十郞』、よく知っている映画だけに、見始めると違和感があったが、脚本がよくできているので、最後まで見てしまう。元の黒沢映画と比較すれば、言いたいこともあるけれど、これはこれで楽しめる。結局、テレビドラマもそうだが、映画は脚本だろう。
昨日、実家で途中までだが「相棒」のスペシャルを見る。出演している川原和久が、妹がいた劇団のメンバーだったこともあり、見ているようだが、昨日のはスペシャルと言いながら、名のある役者がほとんど出ていないのに驚く。テレビ局では、今、必至に経費削減をしているようだが、それがはっきりと現れている。それでもドラマが出来るのだから、いいのかもしれない。バラエティーでも、芸能人の格付けをするのを見たが、あれもほとんど費用がかからないようになっている。
今年はこの傾向にさらに拍車がかかることだろうが、そうなると、年末くらいは紅白で豪華にと思う気持ちが高まるのではないか。今回は視聴率が40パーセントを3年ぶりに超えたそうだが、次はもっと高くなるのではないか。いつでも豪華にという時代ではなくなり、その分、メリハリがきいてくるかもしれない。
年末には、仕事を失った人たちのことをニュースで取り上げていたが、結局、その大半はトヨタの季節労働者だったように見えた。実は、一番問題なのは、トヨタということなのではないだろうか。そこを追究しないとちゃんとしたニュースにならない。年史年末、街に人があふれ、その表情が必ずしも暗くないのは、トヨタのモデルの崩壊が一番深刻で、それは他の分野全体に及んでいないからではないか。テレビ局が赤字の危機を迎え、経費削減に奔走しなければならないのも、大口のトヨタがコマーシャルを控えるようになったことがかなり影響しているのではないか。
そうなると、水野和夫さんの説についても、再検討の必要が出てくる。グローバス産業とドメスティック産業との対比、これはトヨタと他の産業と読み替えることもできる。水野さんは、名古屋の出身。そういうことも影響しているのではないだろうか。
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