2月16日(月)風邪なので書評を一本書いただけ
風邪が抜けない。咳が出る。からだをゆるめるために咳というものは出るらしく、それにはいつも時間がかかる。そんなわけで、あまり仕事をしなかった。朝、『諸君』から頼まれていた釈徹宗の『不干斎ハビアン』の書評だけは、今日が締め切りなので、書かなければならなかった。3枚ほど。その後は、『宗教理解』の本の次の章の構成だけを考える。これで、今日は終わり。
後は、文藝春秋に載っている芥川賞の受賞作を読む。最初はもたもたしていて、何の話しか見えてこなかったけれど、途中から筋がはっきりしてきた。ただし、最後の部分、主人公の病気の箇所がいったい何のための話しなのかわからない。時節にあわせて、派遣労働の苦しさ的な物語として売られているようだが、中身はまるで違う。みな、大学を出ているし、貯金だってしている。パートに出れば、離婚して独立できるだけの力ももっている。ただの「アラサー」の物語ということだろうか。こういうのが今の文学だとするなら、文学なんてまったく意味がない。少し上手に書けているから賞を上げる的な感覚なのだろう。選考する作家も、なげやりだ。
DSの方、リッピングがやっかいだ。ソフトによって、読んでくれるCDと読んでくれないものがある。3種類もソフトがあるのは、不安定さゆえのことだろうか。CDの情報が取得できないと、読み込んでも意味がない。この作業には、これからも面倒がつきまといそうだ。
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