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May 24, 2009

5月24日(日)大混雑の阿修羅展に一番すいていそうな時を選んで出かける

母親が、ころんで骨折してしまい、入院しているので、それを見舞いに行く。先週手術して、金属が入っている。来週の頭には、ギブスをすることになっている。リハビリもあり、一ヶ月くらい入院しなければならない。退屈しのぎにと、本をもっていくが、家にはなかなかふさわしいものがなかった。

それから、鶯谷に出て、国立博物館へ。「国宝阿修羅展」を見に行く。相当にこんでいるとのことなので、一番すいている時間は何かと考え、日曜の7時すぎにする。たしかに、帰ってくる人は多くても、行く人は少ないので、これはすいていると思ったが、阿修羅像の前だけは、かなりの人混み。今回の売りは360度どこからでも見られるというもので、たしかにこれまで後ろ姿は見たことがなかった。気づいたのは、阿修羅の耳は4つだということ。これまで、背面の耳については考えてみもしなかった。

ほかには、八部衆と10大弟子とが見所だが、こちらは、最近興福寺の国宝館で、あまり違わない姿を見ている。ほかには、国宝と言っても、法具なので、見ておもしろいものは少ない。CGも期待したほどではない。とにかく阿修羅がすべて。もっとも、奈良の国立博物館に寄託されていたときには、ガラスケースにおさまって、後ろ姿を含め、どこからでも見えたようだ。

阿修羅像が一般化したのは、あるいは向田邦子のドラマの影響なのかもしれないが、これがいったい本来どのような場所に、他にどういった仏像と祀られていたのかは謎で、興味がわく。こうした造形は後にも先にもない。いったい阿修羅とは何なのか。それ自体がミステリーかもしれない。

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