5月30日(土)村上春樹氏の新著を途中まで読んで複雑な思いに駆られるというのもそれはヤマギシ会のことを下敷きにしているからだ
村上春樹氏の新著、『1Q84』を読む。
昨日本屋で買って、ちらっと見たとき、なぜか悪い予感がした。そのときは、予感が何を意味しているのか、まったく想像できなかったが、それが次第にわかってきた。
タイトルからわかるように、システムということがもんだいになるだろうということは、最初からわかっていた。システムは、村上ワールドのキーでもある。けれども、今回の作品のなかに、ヤマギシ会とオウムと連合赤軍が混じり合った集団が出てきたり、エホバの証人を下敷きにた宗教集団が出てくるのは、予想できなかった。
ヤマギシ会的な部分については、意外に詳細だ。村上氏は早稲田に通っていたはずなので、新島淳良という教授が、大学を辞めてヤマギシ会に入ったことは、同時代に体験しているはずだ。それが、詳細に書けている理由だろうか。もしそうでないとすれば、私が書いたものを読んでのことしか考えられない。どちらにしても、なんだか複雑な気がする。
今のところ、1巻の半分しか読んでないので、何とも言えないが、果たして話しがどう展開するのか、期待と複雑な思いとがからんでいる。そんな読者は世の中にいないのだろうが、案外、気が重い。その重さはどこからくるのか。読み終わって、改めて考えてみたい。
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