6月17日(水)目黒で桜月流のユネスコ協会凱旋公演を見て松木君の体をいじる
朝からヒルズへ行く。東大の受験法の本、『究極の東大受験必勝法』というタイトルになっている。その原稿を書く。はじめにと題した章を書き終わり、次の章に入る。ほかに、仕事としては『手に取るように分かる東洋思想の本』の原稿に目を通す。なんとかそれを最後までやり終えたら、6時近くになっていた。かなり勤勉に一日働いた感じがした。
ヒルズから日比谷線で、都立大学前へ。近くのホールで、桜月の公演がある。ユネスコ本部で演じたものの凱旋公演。日本のユネスコ協会の人たちが主催なので、いつもの桜月の公演とは来ている人がまったく違う。プログアム的には、最近のものだが、今年になっての桜月の動きからすると、なんだか一時代前のことをやっているという感じで、物足りない。
途中、どうも全体にのりが悪いと思っていたら、どうやら松木君の体が動いていないのに気づく。腰を痛めたのではと思ったが、終演後に聞くと、その通りだった。楽屋で床に寝かせて、少し体をいじってみる。足を触ると、死ぬほど居たがっていたが、腰にはいいだろう。不思議なのは彼の足。皮と肉の付き方がほかの人とは違っている。これは不思議だ。
『1Q84』の世界は、月が二つ出てくる世界に変貌しているわけだが、神谷宗家はずっと月は二つだと言っている。当然それは、村上氏の本が出る前からのことになるが、おそらくそこには深い関係があるに違いない。秋には大徳寺で月見の宴があり、それで舞うことになるというが、そこでも何かが起こりそうな気がする。
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小生は先生よりふたまわり近く年老いた元神父です。今は世界の教会を訪問する旅を繰り返しています。以下は改めて「中沢新一批判-あるいは宗教的テロリズムについて-」の感想です。前半の記載内容は分かりやすいのですが、後半では専門的な議論になっていてやや硬いと感じました。学会誌論文にしても良い内容です。文献を読み込み、正確な論証をしようとする先生の研究者しての考え方が表れております。中沢新一先生の思想と行為とオウムへの影響が良く分析されています。批判対象の中沢新一先生と同ゼミに参加した先輩後輩の関係であったとのこと。大学4年の時に7ヵ月だけヤマギシ会に入会したとのこと。サリン事件直前にオウムのサティアンを見学し宗教的施設で問題ないとの発言をしたとのこと。オウムからみで不適切な対応があったとして日本女子大を辞職したこと。その後、裁判で、先生へのバッシング内容が名誉毀損に当たるとして勝訴したこと。以上のことはこれまで小生が受け止めていたことよりもはるかに穏やかな内容で安心いたしました。サティアンを見学の感想の件ですが、当時、情報のない時で、しかも、オウム側の隠蔽で的確な判断ができなかったことは、世の中から批判されるようなことではありません。そのようなことは最初に情報を出す人が負わなければならないリスクのように思えます。先生は著書の中でこれまでの総括をしており、サリン事件からの経過時間と総括の内容からして、すでにけじめがついているとの印象を受けました。これまでのブログを読みますと、自由自在の活躍の様子、そして、在野での仕事が楽しくて楽しくて仕方ないように受け止められます。きっと大学での研究生活では得られなかった世界でしょう。小生は先生にもう一度大学での教育と研究に戻っていただきたいと待ち望んでおります。中沢批判は一冊だけに留めておいた方が賢明でしょう。
Posted by: カトリック | June 18, 2009 05:39 PM