6月24日(水)インタビュー原稿を半分書き直したので一日の原稿の量がかなり多くなる
朝は雨。やんでから出かけると遅くなるので、雨の中をヒルズへ向かう。電車は今日も若干遅れ気味。
午前中は、河出書房から出る『1Q84』を読む本のインタビュー原稿に手を入れる。15枚ほどの原稿になっているが、途中から全面的に書き直すことになってしまった。著者に対してはずいぶんと批判的な原稿になった。その分、論旨はかなり明快になったのではないだろうか。
午後は、東大受験必勝法の原稿を書く。午前中に手がつけられなかったものの、午後いっぱいかけて、一章分26枚ほどの原稿を書く。これで一日、33枚は原稿を書いたことになる。それでもう目一杯だ。
週刊ダイヤモンドだかで古典の特集を組んでいたが、なかにおもしろい記事があった。それは、アダム・スミスの『国富論』についての翻訳の比較をしたもので、旧来の学者が逐語訳をすることでわかりにくくなっているのを、最近の翻訳では、それを改善されているということが、具体的に指摘されていた。これは、翻訳を行うときに大変に役に立つ指摘だろう。全体に、近年の翻訳は、向上していることに間違いはない。その特集をもとに、次の次の本のために、どれを手に入れるか検討する。
« 6月23日(火)村上氏が1999年頃に私たちの研究会に参加してくれていたとしたら今回の新作はもっと別のものになっていたことだろう | Main | 6月25日(木)東国原知事が日本のサルコジ日本のベルスコーニと呼ばれる日が来るのかもしれない »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 6月21日(土)『読書人』では生成AIの使い方について斎藤哲也さんと対談した(2025.06.21)
- 6月20日(金)『美術の窓』という雑誌でキリスト教の用語解説をした(2025.06.20)
- 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事(2025.06.19)
- 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう(2025.06.15)
- 6月10日(火)梅雨に入った中『教養として学んでおきたい神社』の8刷決定(2025.06.10)
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 6月24日(水)インタビュー原稿を半分書き直したので一日の原稿の量がかなり多くなる:
« 6月23日(火)村上氏が1999年頃に私たちの研究会に参加してくれていたとしたら今回の新作はもっと別のものになっていたことだろう | Main | 6月25日(木)東国原知事が日本のサルコジ日本のベルスコーニと呼ばれる日が来るのかもしれない »
Comments