6月5日(金)オールスターキャストの「寺子屋」が意外におもしろくなかったりする
今日は雨。一日家にいる。『寺門興隆』の連載原稿を書く。最近は創価学会をめぐって話題が少ないので、書くテーマを探すのに苦労する。それでもなんとか書き上げて、送る。
あとは、『教養としての日本宗教事件史』のゲラを見る。24項目の内、17項目まで見た。最初に前書きを書かなければならず、その内容を考えないといけない。
仕事に疲れて、録画していた歌舞伎を見る。仁左右衛門の松王丸、梅玉の源蔵の「寺子屋」。これは、歌舞伎のなかでも一番好きな演目だが、今回はいまいち。原因はどこにあるのかわからないが、籐十郎、魁春とそろい、オールスターキャストなのだが、その分、余裕があって、個々の役者に意気込みに欠けているようにも思えた。歌舞伎では、とかくそういうことがある。
『1Q84』がめちゃくちゃ売れているという記事が目立つ。とりあえず、発売初日に買っていてよかった。そうでないと、本を探す羽目になっていたことだろう。ほかに、週刊誌のコメントを直し、講演の依頼を受ける。
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