7月30日(木)ライブラリートークで「刺青」の話しを聞き「これ以上深くは読めない『1Q84』」というトークをすることになる
昼前に、三菱UFJ証券まで行って、利賀村でのシンポジウムについて水野さんと山村さんと打ち合わせをする。かなり、観客にばらつきがあるので、どう話しを展開するか。工夫の必要もありそうだ。
そこから、ヒルズへ行き、『友だち』の原稿を直す。最後から一つ前の章を終え、あとは最終章になった。これも直さないといけない。途中、『週刊ダイヤモンド』の取材を受ける。新宗教と金との関係について、1時間半ほど質問に答える。
夜は、ライブラリー・トーク。前にお世話になった阿武秀子さんが、近代文学を朗読で読むということで、その第一回として谷崎の「刺青」を取り上げる。実質的な処女作だが、官能的ではあるが、同時に観念的な作品。江戸を舞台にしているらしいが、感性は近代のもの。阿武さんのご指名で、ちょっと感想を述べてみる。それにしても、こうした作品を、高校生が学校で勉強したりするというのが、なんともすごい。高校生には、官能的なものが理解できないので、問題はないのかもしれないが、キリスト教国などではちょっと考えられないことだ。
終わってから、担当の小林さんから『1Q84』について話しをしてくれないかと頼まれる。こちらもそのつもりでライブラリートークへ出かけたこともあり、9月か10月にやることになる。タイトルは「これ以上深くは読めない『1Q84』」の予定。
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