7月9日(木)オーディオファンの抵抗もおそらくは無駄なものに終わりそうな気配がする
取材に答えたので、『文藝春秋』誌が送られてきた。取材は、幸福実現党についてだが、一つ興味深いことが載っていた。10数年前、幸福の科学が注目を集めたとき、テレビでそのナンバー2という人と対決(?)をしたことがある。その人は、創価学会の元幹部だということだったが、論争するときにもちだしてきたのは、一念三千や文証、理証といった創価学会用語だった。その人物が、今は幸福の科学をやめ、キリスト教に入信したのだという。これには、ちょっと驚いた。
共同通信社から出ている『PCオーディオfan』というムックを買って、昨日から読んでみた。だいたい読み終わったが、今、オーディオの世界が大きく変わりつつあることがわかった。ピュアなオーディオファンには、いろいろと抵抗感があるし、理解も不足しているようだが、どう考えても、CDプレーヤーで再生するより、デジタル技術を使った方が音がいい気がする。リンのDSはその点で、非常に優れたものだと思うし、ある意味、リッピングという作業以外はコンピュータが必要にならないので、PCオーディオという範疇からも外れるのかもしれない。
ようは、音源がどういう形で伝えられようと、それはあまり重要なことではないのだと思う。CDのようなものがなくなり、インターネットを通しての音源の配信という点が強調され、それが抵抗感にも結びついているのだろうが、これは一時のことではないだろうか。素直に耳を傾けてみれば、そこに大きな可能性があることがわかると思うのだがどうだろうか。先日、伊勢丹のリンのコーナーに寄ったときには、いっそCDプレイヤーを出すのをやめたらと提案してみたが、現実はその方向にむかっているらしい。
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