8月25日(火)政権交代後には官僚支配が強まり東大出の研究者による法学者支配が実現されるのかもしれない
午後からヒルズへ行く。仕事をしようとするが、今日は眠くて、はかどらない。小幡さんのところに幻冬舎の編集者が訪れ、私もそれに引き続いて打ち合わせをする。次に出す葬式関係の本の話しから、最後は、小幡さんも加わって、オーディオ談義に発展した。その後、少し仕事をする。
夕方は、先端研に。特別研究会ということで、情報学環の伊東乾さんが話しをする。権力と音楽ということで、宗教建築と音響から、その権力性へと、さまざまな例をもとに話しが進む。浄土真宗とかなり密接な関係があるのは知らなかった。終わったから、本願寺やオウムについて、質問をし、見解を述べてみる。
発表が終わってから、いつものようにビールで乾杯する。他の人とも話をしたが、池内君とは、選挙後の世界は、イスラーム革命後のイランのように法学者支配に日本もなるのではないかということを話し合う。
仮に民主党が政権をとると、大幅に世代交代が進み、民主党には官僚出身者が多く、また、若い政治家はおそらく官僚に教育されて(あるいは洗脳されて)しまうので、官僚政治の傾向が強まることになるだろう。官僚批判にしても、官僚がそれをコントロールするようになる。政治家は、利権がなくなってきた分、コネクションをもっていない。そこで、これは中東などに関して起こっているらしいが、官僚は政治家の外交力ではなく、専門の研究者の力を当てにする傾向がより強くなる。そうなると、東大出の官僚的な専門家が権力をふるうようになり、首相も東大出になれれば、東大支配の時代が戻ってくる。これは、イランでイスラーム法学者の支配という理念が実現したのと似ている。まあ、そんな話しをして盛り上がる。
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