8月5日(水)赤坂迎賓館を見学に行く
午前中は家で仕事。まず、『寺門興隆』の創価学会についての原稿、手を入れて、それを送る。ちょっと素材が多いので、直すところもかなりあった。
それから、文春新書として出す予定の宗教と経済についての原稿、最初の章を直す。これがけっこう時間がかかり、最初に書いたのから5枚ほど増えて、なんとか終わりまでまとめあげる。経済についてあつかったのは、『宗教としてのバブル』以来だが、自分でも書き方がずいぶんと変わったように思った。前は、話題が飛んでいるというか、余計なことも書いていた気がするが、今回は、まっすぐと進んでいる。それは、おそらく書き手として進歩しているということなのだろうけれど、脱皮の過程である分、作業は相当にしんどい。これを乗り越えると、レベルが一つ上がることになるかもしれない。
午後は、申し込んでいた赤坂迎賓館の見学会に行く。ネットで申し込みの締め切り日と出ていたあわてて申し込んだが、非常に興味深いものだった。いつかは、ゲストとしてここに呼ばれてみたい。
見学を終えてから、四ッ谷の駅へ出て、ジャズ喫茶の「いーぐる」へ。前に何度か来たことがあるが、かなり久しぶり。6時までおしゃべり禁止という昔のジャズ喫茶のスタイルがとられているのが懐かしい。オーネットコールマンなどがかかっていたが、我が家のオーディオと比べると、やはり違う。好みもあるのだろうけれど、我が家のナチュラルなシステムに慣れていると、音場の広がりが物足りないし、個々の楽器の音も、透明感に欠けている。自分で考えた方向が間違っていないのを再確認したような気がした。
« 8月4日(火)小幡さんの『すべての経済はバブルに通じる』が韓国語になった | Main | 8月6日(木)朝日新聞に文章が載りいつも行列ができていた新宿のドーナツ屋に運よく入ることができる »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 9月18日(水)『創価学会教学要綱』についての講演の要旨をまとめた(2024.09.18)
- 4月27日(土)話題の東京15区について書いてみた(2024.04.27)
- 3月31日(日)桜も咲く中朝日カルチャーセンター新宿教室で中田考さんとカリフ制再興をめぐって対談をする(2024.03.31)
- 10月23日(月)旧統一教会の解散請求をめぐるインタビューが『読売新聞』に(2023.10.23)
- 10月20日(金)昨日は急遽「アベマプライム」に靖国神社のことで出演した(2023.10.20)
« 8月4日(火)小幡さんの『すべての経済はバブルに通じる』が韓国語になった | Main | 8月6日(木)朝日新聞に文章が載りいつも行列ができていた新宿のドーナツ屋に運よく入ることができる »
Comments