9月3日(木)公明党はすでに10数年前に消滅していたのかもしれない
朝は、『大人のための友だちのつくり方』、最後に友だちになるための5箇条というものをいれることになり、それを書き加える。それから、読書人から依頼されていた藤原聖子『現代アメリカ宗教地図』の書評を3枚ほど書く。
それから、ヒルズへ行き。夕方まで仕事。宗教と経済の原稿、イスラーム編を書き、『日本宗教美術史』の校正をする。
夜は、新宿伊勢丹メンズ館のアニバーサリーに行き、リンの売り場で、ピューリファイを使うか使わないかでどれだけ違うかを実感する。ヒッキーフリーマンの売り場では、娘の結婚式などで着ることになるモーニングを注文する。5階の売り場、かなり配置が変わっていた。
公明党の大田代表が正式に辞意を表明し、代表が交代することになった。幹事長も同じなので、大幅な人事刷新がはかられることになる。公明党も、自民党と同様に深刻な事態を迎えているが、現在の選挙制度のもとで、選挙区で勝つということは至難のわざだろう。かつては、今と定数は違うものの、59議席まで伸ばしたことがある。それが、21議席にまで減ったということは、明らかに長期低落傾向が続いていることになる。
新しい代表は、解党的出直しを宣言することになるかもしれないが、そもそも新進党に参加しようとしたときには、一度解党している。実質そのときに公明党はほとんど消滅していたと言えるかもしれない。小選挙区制の導入に賛成したのも、公明党単独で政治に参加することを辞めようとしていたからではないか。その後、自民党とパートナーを組むことで延命した形になっているが、二度と党勢が上向くことはないような気がする。いったい政治に進出する目的とメリットは何なのか。それが曖昧なかぎり、公明党に明日はないだろう。
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