9月9日(水)『日本宗教美術史』の束見本がついにできる
家で仕事をする。『日本宗教美術史』のあとがきを書く。これで作業はほぼ終わり。あとは10月の刊行を待つだけ。執筆をはじめたのはいつか、ブログをたどってみたら、2007年の4月からかきはじめている。ということは、執筆開始から刊行までに2年半がかかったことになる。これは、『オウム』の場合と同じだ。やはり大作にはそれだけの年月が必要なのだろう。
その後、宗教と経済の本のはじめにとおわりにの構想を考え、はじめにを10枚ほど書く。あとは、おわりにだけだが、全体を見直していないので、修正の必要があるだろう。
夕方、芸術新聞社の渡辺氏が校正をとりにくる。束見本をもってきてくれるが、自分の本とは思えない立派な感じがする。普通なら、『日本宗教美術史』ではなく、『日本宗教美術史序説』とでもすべきなのかもしれないが、当分、類書が書かれることもないだろう。千住博さんの装丁によって、本自体が一つの作品になった。著者としては、考えていたとおりなので、大いに満足だ。
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