11月3日(火)キャメロン・ディアスのたわいのない映画を楽しむ
朝起きてテレビをつけたら、WOWOWでキャメロン・ディアスの「ベガスの恋に勝つルール」をやっていて、少し見ていたら、展開が面白いのでそのまま見てしまった。去年公開のこの映画、酔った勢いで結婚したカップルが、ベガスで300万ドルをあててしまい、そのために裁判所から半年の強制結婚をさせられるという物語。たわいのない話しで、最初は仲が非常に悪かった二人がしだいに本当の恋をするようになっていく。最後はハッピーエンドで、名作とかそういうわけではないが、脚本のできがいいのだろう、結構見せる。最近では、こうしたしっかりとした構成の映画がとくにハリウッドではなくなっている気がする。
現代は、What Happens in Vegas で、これもありきたり。時間が99分と短いのも悪くない。見ている方が思った通りに展開していくので、安心してみられるし、その流れに乗って、俳優もやりやすそう。楽しく演じられる映画という印象が強い。別に教訓もないが、なぜ本当の結婚に至ったのか、一応理屈も立っていて、それも悪くいない。要は、細かいところまで計算されていて、ニューヨークの風俗を巧みに取り入れている。観客が見たいのはこういう映画ではないだろうか。
風邪もしだいに回復し、ぼちぼち仕事をする。外に出てみたら、あまりに寒いのに驚く。いつの間にか冬になっている気配だ。
« 10月30・31日(金土)大徳寺での観月の宴や正倉院展など | Main | 11月4日(水)100歳で亡くなったレヴィストロースの構造主義はやはりそれ以降の学問におけるものの見方を変えた »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 1月16日(木)なべおさみさんに話かけられた(2025.01.16)
- 1月13日(月)諏訪の御室神事を復元した話題の「鹿の国」の映画を見に行く(2025.01.13)
- 10月21日(月)袴田巌さんについてのドキュメンタリー映画『拳と祈り』のパンフが届いた(2024.10.21)
- 10月8日(火)袴田巌さんを描いた映画『拳と祈り』にコメントした(2024.10.08)
- 8月19日(月)昨日読売テレビの「そこまで言って委員会」に出演した(2024.08.19)
Comments
« 10月30・31日(金土)大徳寺での観月の宴や正倉院展など | Main | 11月4日(水)100歳で亡くなったレヴィストロースの構造主義はやはりそれ以降の学問におけるものの見方を変えた »
あえて言うまでもないヤボなことですがミスプリが二箇所ありますのでお知らせいたします。(1)現代は、What Happens in Vegas で、→原題は、What Happens in Vegas で、(2)一応理屈も立っていて、それも悪くいない。→一応理屈も立っていて、それも悪くない。前者はパソコンによる漢字変換での同音異語で、後者は単なるケアレスミスでしょう。誰にでもよくあることですから指摘する方がヤボなことで赤面です。
Posted by: カトリック | November 04, 2009 08:14 PM