1月11日(月)空海について少し研究をしてみると俄然面白くなってくる
成人の日で三連休となる。それでも今日は仕事の日ということにして、空海についての原稿を書く。これまで空海について、まじめに研究したことはないが、いつの間にか本だけは揃っている。空海は前半生がまったくわからないが、そこらあたりを含め、その人生を追っていくと興味が尽きない。
これまでの空海研究では、やはり思想的な側面が中心的にとりあげられていて、宗教美術や書との関係については、包括的に論じられていない気がする。あるいは、密教という用語にしても、空海の時代には使われていない。空海自身は、それを金剛乗とか、金剛一乗教などと呼んでいる。これは、近代以前に宗教ということばがなかったのと同様に、大きな問題で、今の人間は密教というものを一つの具体的なまとまりとして考えるが、空海の時代には、密教という用語でそれがまとめられてはいない。ならば、当時の人間はどのようにとらえていたのか。そこらあたりから問題になってくる。
空海に深入りしていると大変なことになりそうだが、調べれば調べるほど面白そうな気もする。本格的な空海研究をめざすつもりはないが、何らかの形でまとまって論じてみたい気もしてきた。
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