1月15日(金)久しぶりに長井健司さんのことが新聞に載っていて福岡の新宗教をめぐる事件について取材を受ける
朝日新聞の天声人語、今日の朝は、「〈ミャンマーで銃弾に倒れた写真家一人あなたの勇姿で我が夢決まる〉。千葉県の高専1年中島武忍(たくま)さんの歌だ。長井健司さん(享年50)は帰らぬが、若者の心に多くを残した。東洋大学が募った第23回「現代学生百人一首」から」ではじまっていた。こうした一句が若い人から出てくるということは、長井さんの死が決して無駄ではなかったことを意味する。
週刊誌から、福岡での新協会健康本部での子どもの衰弱死の事件について取材が入る。詳しいことは知らなかったが、この団体では過去に、同種の事件が二件起こっていたらしい。新協会健康本部は、世界救世教の流れをくむ、新宗教で、その内容は、この系統の団体全体と共通する。浄霊や自然農法などを実践しているらしい。昔ならいざしらず、最近では、信仰に頼って、治療を拒否するというのはあまい見られない。ライフスペースの事件などに近いものと思われるが、決してこの団体、カリスマ的な教祖に率いられているということではないようだ。となると、なぜそれだけ信仰を徹底させようとしたのか。そこには、そうしたことを信者に強いる幹部でもいるということだろうか。まだまだ、事件の全容はとても見えていない。
去年も、新宗教をめぐって事件や出来事があり、『平成新宗教20年史』の平成21年の項目が十分に書けた気がした。この分だと今年も状況は同じだろう。いったいどういうことが起こるのか。予想はつかない。
仕事としては、文藝春秋スペシャルの原稿を完成させ、近刊の『無欲こそ日本人の生き方である』のあとがきを書き上げる。午後は、日蓮遺文の勉強会で、いよいよ「報恩抄」に入った。その後、タワーレコードに行って、CDを3セット買う。途中で鯉沼事務所から秋にキース・ジャレット・トリオが来日するという速報が入る。三人ともだんだん年をくってきたので、次に来日する保証はなくなってきた。東京公演3日あるようだが、全部行きたいと思っている。最後に歯医者に寄って帰る。
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