1月23日(土)小沢一郎という人は創価学会と真如苑をあわせたような人ではないか
民主党の小沢幹事長が東京地検の事情聴取を受けたようだ。
小沢氏という人、いったい政治家として何がやりたいのか、それがまったくわからない。小選挙区制の実現には熱心だったようだが、それも父親の影響で、自分で考えたことかは怪しい。今回幹事長になっても、選挙をやるとする以外、政策的な面には何も発言しないし、影響しているようには見えない。まわりが勝手に推測して、それで小沢氏に従っているかのように見せている。
要するに、小沢氏には何もやりたいことがない。けれども、選挙には強いと思われている。しろうと同然の候補者は、さすが小沢氏の選挙のやり方はと感心するが、有権者とひたすら握手をし、毎日街頭に立てというだけ。初歩中の初歩だ。自分が選挙の応援に来たときも、ただ握手をするだけ。演説もほとんどしない。それも、訴えるべき内容がないからだろう。それでも、実力者と見なされるところが、今の政治家全般の弱点だ。それによって、小沢氏には金が集まるが、その金を使う道がない。だから、自分のところに何億だかたまっている。
要するに、宗教団体にたとえれば、創価学会と真如苑をあわせたようなもの。創価学会は、選挙には熱心でも、政治のなかみにはほとんど関心がない。真如苑は、金集めのシステムだけ作り上げて、それによって金が入ってくるようになったものの、その使い道がない。だから、使用目的のはっきりしない広大な土地を買ったりする。
小沢氏の本質は、そんなものではないか。
« 1月22日(金)今年初めての本『葬式は、要らない』の見本が届く | Main | 1月25日(月)15年前に一緒に上九一色村を訪れた因縁の編集者と再会する »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 11月11日(月)菅谷幸浩さんの朝日カルチャーセンター新宿教室での青嵐会についての講義を聴く(2024.11.11)
- 10月15日(火)衆議院選挙がはじまり落合貴之氏の出陣式に行く(2024.10.15)
- 9月18日(水)『創価学会教学要綱』についての講演の要旨をまとめた(2024.09.18)
- 4月27日(土)話題の東京15区について書いてみた(2024.04.27)
- 3月31日(日)桜も咲く中朝日カルチャーセンター新宿教室で中田考さんとカリフ制再興をめぐって対談をする(2024.03.31)
« 1月22日(金)今年初めての本『葬式は、要らない』の見本が届く | Main | 1月25日(月)15年前に一緒に上九一色村を訪れた因縁の編集者と再会する »
Comments