2月17日(水)悪魔憑きについて書かれた本の解説を書き上げる
依然として寒い。いったんは春になりかけたのが、ここのところ寒いし、昨日もみぞれ交じりの雨が降った。また、雪の可能性があるらしい。オリンピックの方も、日本人選手がメダルをとることで、盛り上がっているようだ。はじめて、生放送で男子フィギアの中継を見た。
TBSの「ひるおび」で葬式のことがとりあげられ、インタビューが放送された。また、『葬式は、要らない』も売れていることなどが紹介された。短い時間だったが、葬式についてはこれからも取り上げられることがあるだろう。
今日は、文藝春秋社から刊行されている『バチカン・エクソシスト』という本が文庫化されるので、その解説を書いて欲しいと頼まれていた。一応今日が締め切りなので、それを書く。全体で10枚ほどだが、カトリックにおけるエクソシズムというのは考えてみるとかなり難しい問題をはらんでいる。
カトリックでは、聖人の奇跡の判定にも医師がかかわるが、悪魔つきに関しても同じで、精神病とはどうしても考えられないものが、悪魔がついたと判断される。ところが、その判断を下す医師というものが、イタリアではカトリックの信仰をもっていて、悪魔の実在を信じていたりする。そこには、重大な精神病を見逃す危険性の問題もからんでくるのだが、問題は相当に複雑だ。これは、日本で考えていてもなかなか理解できそうにない。
夕方買い物に出たとき、現在の部屋を紹介してくれた不動産屋さんと久しぶりにあい、不動産事情について話しをする。今の物件には満足しているが、更新の時期になったら、考える余地も出てくるだろう。ここらあたり、あまり広い物件がないので、選択が限られる。
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