2月23日(火)『1Q84』が売れたから『葬式は、要らない』が売れたのかもしれないという関係性について
朝、少し家で仕事をしてから、汐留へ。松下のショールームで、家の照明プランを作ってもらう。前の家で使っていたものなどをただ吊していただけだが、いろいろと不具合が出てきた。トータルに見直そうと思い、プランを作ってもらう。全体でそれなりの額になったが、楽天などで調べてみると定価のほぼ半分で売られている。これならそれほど費用はかかりそうにない。
お昼は、電通の渡辺さんと会食。その席で、彼が考えた本の企画を渡される。『資本主義2.0』は、彼が発案だった。この2冊もいつか形になるのだろうか。
汐留から六本木へ出て、編集者と2件打ち合わせ。ともに本の企画。話しをしている途中で、『葬式は、要らない』が売れたのは、『1Q84』が売れたからではないかと考えるようになった。両者はいっけんなんの関係もないが、考えてみれば、著者二人はオウムの起こした事件にかかわりをもっている。しかも、『1Q84』では、私がいたヤマギシ会について書かれているし、私の方は『1Q84』について講演をしたり、原稿を書いたりしている。地下鉄サリン事件から15年が経った年に、そうしたことが起こることに意味があるのではないだろうか。逆に、オウム事件をきっかけに世に出た人たちは、軒並み転換期にさしかかっている。きっと、時代が変わったのだろう。
夜は、幻冬舎の編集者と麹町のフレンチで打ち上げ。そこでも、新しい本の企画の話しが出た。ほかにメールで2件ほど来ているので、今日は一日で7冊分の企画が持ち込まれた形になった。果たしてこれに対応できるのだろうか?
« 2月22日(月)『葬式は、要らない』は紀伊國屋全店新書で1位 | Main | 2月24日(水)10人の宗教家のうち4人目は一遍ではなく日蓮だった »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 6月21日(土)『読書人』では生成AIの使い方について斎藤哲也さんと対談した(2025.06.21)
- 6月20日(金)『美術の窓』という雑誌でキリスト教の用語解説をした(2025.06.20)
- 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事(2025.06.19)
- 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう(2025.06.15)
- 6月10日(火)梅雨に入った中『教養として学んでおきたい神社』の8刷決定(2025.06.10)
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 2月23日(火)『1Q84』が売れたから『葬式は、要らない』が売れたのかもしれないという関係性について:
« 2月22日(月)『葬式は、要らない』は紀伊國屋全店新書で1位 | Main | 2月24日(水)10人の宗教家のうち4人目は一遍ではなく日蓮だった »
Comments