4月8日(木)はじめて「ウエスト・サイド物語」を見た
今日は、50本の映画を観賞する日。これで9本目になると思うが、今日は「ウエスト・サイド物語」。とても有名な映画だが、これまで見たことがなかった。見終わってみると、あまり見たくなかったから見ていなかったのだということがわかった。映像など、斬新な部分が少なくはないが、ストーリーは弱い。「ロミオとジュリエット」が原作とは言え、家と家との対立を、チンピラ同士の対立に置き換えるところに無理がある。踊りも、すごいとは言えない。ただ、これでこの映画を見ていない状態が解消されて、少しすっきりする。
午後は、2件、本の打ち合わせ。なんとなく、一件のほうは、思わぬことが起こり、方向転換していくのではと予感していたが、見事にそれが的中した。ちょっとこれは、悪くない企画かもしれない。
帰りに、久し振りに新宿のタワーレコードにより、物色してみるが、ジャズには興味をひくものがなかった。帰りがけに、モーツアルトのCDがほしいとおもっていたら、1890円で20枚組というものがあった。一枚当たり、100円もしない。これで十分と、それを買って帰る。
去年の今日は、ちょうど今の家に引っ越した日にあたる。それから1年がたったが、だんだんあわただしくなってきた気もする。ここは少しのんきにやるしかないだろう。締め切りを忘れていた短い原稿を一本書く。
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Comments
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いささか僭越ですが、先生の作品評に違和感を覚えましたので、私の視点をお伝えいたします。その映画の時代背景は米国の黄金時代に社会の底辺でその日暮らしをしている移民の苦悩及びミュージカルが一部のファンしか獲得できない時代であることに着目せねばなりません。そのため、底辺であえぐ若者達の生態を題材にして、「ロミオとジュリエット」的ストーリをたどりながら、愛と歌の魅力を最大限に表現して、ミュージカルのすばらしさを世界に示し、多くのファンを生み出し、ミュージカル時代を作り出した歴史的作品でした。先生のように時代背景を考察することなしに、誰にでも分かる単純なストールを揶揄する視点では、その映画を観たことにはなりません。先生は、映画だけでなく、すべてにわたって、本質をえぐろうとする努力をしていないように思えます。
Posted by: カトリック | April 09, 2010 02:08 AM