5月15・16日(土日)2回目の有度サロンはとても有益だった
土曜日から日曜日にかけて、春の有度サロンの2回目。前回は会員の集まりが悪かったが、今回は少し多い。まず、楕円堂で『エレクトラ』を観賞する。この芝居ははじめて見た。今月末にトルコでその公演をするというが、テロリズムにもかかわるようなテーマだけに、今の日本で上演するより、トルコでやったほうがはるかに緊張感があるだろう。芝居も文学も、それがどういう時代に演じられ、書かれるかで、受ける印象が大きく変わる。
夜は、夕食会をはさんで公開講座。今回は文化政策からの教育の問題。質問の時間に、鈴木氏の表現では「過激なこと」を言ってみる。そのあと、翌日のゲストの鈴木寛文部科学省副大臣がやってくる。駒場時代に芝居をやっていたとのことだが、その相棒が、私が芝居を書いたときに演出をしてくれた堤泰之氏だと判明し、その話にもなる。
日曜日は、天候もよい。朝食のとき、一番最後にあらわれた水野和夫さんに、財政破綻を回避するための秘策はと聞いてみたら、興味深い案が出てきた。来週は水野さんの話もあるので、またそれを聞いてみることになるだろう。
いろいろ収穫のある2日間だった。
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