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May 22, 2010

5月21日(金)世界の流れは「エコ葬」にむかっている

午前中は、50本の名画。ヒルズで『羊たちの沈黙』を見る。上映時間は2時間を切っているのが、今の感覚ではありがたい。当時は相当に話題になった映画で、私も見た。続編も見た記憶があるが、中身はほとんど忘れている。ただ、最後の結末は覚えていた。今だとこれだけ残虐なシーンが出てくる映画は作れないだろう。

小幡さんと昼食の後、新宿へ。日蓮の勉強会。『福神』でも、次は葬式のことをやるらしい。座談会への出席を依頼される。その後、牧野出版の佐久間氏と会食。

ニュースとして、「エコ葬」なるものが報じられていた。以下の通りだが、世界の潮流がエコに進むなかで、この面でも日本の葬法の見直しが必要だろう。

環境に優しい「フリーズドライ葬」、世界展開も視野5月21日11時24分配信 ロイター

 [香港 20日 ロイター] でんぷんから作った棺おけや、生分解性の骨つぼなど、環境に優しい葬儀の方法がいくつも考案されるなか、遺体を凍らせる「フリーズドライ葬」が、究極のエコ葬儀として注目を集めている。
 開発したのはスウェーデンの生物学者Susanne Wiigh-Masak氏。来年からスウェーデンと韓国で導入される予定の「フリーズドライ葬」は、遺体を液体窒素で乾燥凍結させ、火葬後の灰のように細かい粒子にした後、水銀などの重金属を取り除き、生分解性の容器に入れて埋葬するというもの。
 埋葬後の遺体は、土中で完全に分解されるまでに数十年かかることもあるが、墓地内の植物や樹木に養分を与えることにもつながるという。
 試行錯誤に約10年を費やし、倫理的な問題や法律上の課題もクリアする必要があった「フリーズドライ葬」だが、Wiigh-Masak氏によると、来年4月にスウェーデンでの導入がまず決まっており、年間1500人分の埋葬が行われる予定。その後に導入が決まっている韓国をはじめ、香港や中国、台湾など60カ国・地域から関心が寄せられているという。

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