5月4・5日(火水)17歳のアルトに驚き別の奏者にはあきれついでにリン・ラジオの聴き方を
4日はヒルズへ行き、Tokyo MAPSの2日目の公演を楽しむ。最初に見たのは、山下洋輔イントロデューシング寺久保エレナ。17歳のアルトサックス。小学生のころから有名だったらしいが知らなかった。相当にうまい。彼女もチャーリー・パーカーの影響が強い。アルトだと、どうしてもそうなるが、テナーがコルトレーンの影響を受けるのとは演奏のスタイルが違ってくる。作曲もするし、恐るべき10代だが、山下がぬけて、若者だけのカルテットになると、とたんに演奏がつまらなくなったのはこれからの課題だろう。
ライブラリーで時間をつぶし、夜の最後のパフォーマンスを観る。こちらの方がはるかに混んでいた。カヒミ・カリィとプロデューサーの菊池成孔。これがまったくいけない。観客ものりようがなく、ただ静かに聴いているだけ。あまりにひどいので途中で出てきた。やろうとしていることと実力があってない。
5日は、連休中だが、家で仕事。『寺門興隆』の連載原稿を書く。
ここのところ、Linn Radioをよく聴くが、これについては情報が限られている。英語によるフォーラムを見ないとわからないことが多い。たとえば、どんな曲が今流れているのか、それがDSには表示されない。ただこれは、サイトにはアップされるようになっていて、こちらに行くとそれがわかる。ただこれはベータ版で、その証拠に文章はわけがわからない。調べてみると、仮に文字を入れるときに、この文章が欧米では使われるらしい。追って英語版になるだろう。向こうの原稿のアップの仕方がわかって、ちょっとそれも面白い。
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