5月6日(木)『PCオーディオfan』の第2号は少し趣味的に走りすぎてこの世界への導入としては不都合になっている気がする
ゴールデンウィークが終わったのかどうか、まだ休んでいる人もいるだろうが、とりあえず仕事をする。休み明けということで、新しい仕事にとりかかり、それを14枚ほど書き上げる。それから、新宗教と映画について、ようやく天理教の項目が終わり、大本に入る。全体で50枚のうち20枚ほど書いたことになる。
休み中に、『PCオーディオファン』の第2号を買う。第1号は、好評で売り切れたらしいし、今回のものも、買おうかどうか迷っていたら、近くの書店ではすぐになくなっていた。PCオーディオには、我が家のDSのシステムも含まれ、今回もその導入期が掲載されていた。
全体に、1号に比べて、システムが複雑化し、難しい方向にいっている。まるで昔のコンピュータの世界のようで、素人には近づけない。とても最初にPCオーディオを導入しようという人に対する話ではなくなっている。はたしてこれでいいのか。かなり疑問を感じたし、あまり現実的には役に立たない。これも過渡期ということだろうか。
その点で、DSの場合には、ネットワークを組むというちょいと面倒なことがあるものの、いったん導入してしまえば、難しくはない。リッピングは手間だが、それも終われば、あとは簡単。それに最近では、Linn Radioという手もある。これだと、接続ができていれば、リッピングもいらない。しかも、リッピングされたものより、はるかに音がいい。リンレコードの範囲なので、かかるものは限られているが、おいおいそれも充実していくのではないだろうか。
私の個人的な感想としては、Linnのシステムで十分と感じる。我が家の場合には、SD05というそれにあう絶好のデジタルアンプもある。こちらの方向に行くと、従来のオーディオに戻る気がしない。
おそらく、オーディオ評論家は、最初にDSのシステムが出た時点で聴いてみて、それで終わってしまっているのではないだろうか。その時点に比べると、さまざまな点で進化している。欧米のファンのあいだでは、Cara 4
とCara 6との間で、音に変化が生じたかどうかが議論になっているが、それもソフトウェアーのバージョンアップだけで、音が変わる場合があるからだ。従来のオーディオだと、そうした変化は機材を買い替えないと起こらない。ソフトのバージョンアップは無料だ。フリー経済という観点からしても、DSは明らかに先を行っている。
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