5月31日(月)iPadによって著者が読者にダイレクトに本を届けられるシステムが確立した
午前中は、家で仕事。岩波講座の映画のために寄稿する「新宗教と映画」の原稿を書く。かなり時間がかかったが、ようやく書きあげることができた。それを編集者に送る。
午後は休み。GWの連休が終わってから、休みがまったくなかった。明日からもいろいろある。とりあえず、ほっとする。
実は、我が家ではiPadを購入した。アップルストアーを通して購入し、28日には届いていた。ただし、出張していたので、なかなか使いこなすまでには至らなかった。今日はの休みにそれをいじる。
いろいろ興味深いことがあるが、一番大きいのは、電子出版が個人のレベルで一応可能になったこと。どうすればいいかといえば、著者としてはテキストファイルを用意しさえすればいい。読み手の側は、i文庫HDのアプリを600円で購入していれば、それにテキストファイルを落としこめる。要するに、青空文庫と同じ形で読んでもらえるわけだ。これがまた、かなりきれいで読みやすい。iPadは読書という観点からすると、かなり重いという欠点をもつが、どこかにおいて寝そべりながら読めば、重さも関係がない。ともかく、著者がダイレクトに読者に情報を流す回路が確立されたことになる。集金システムが問題だが、そこはどう考えるか、いろいろな方向性があるだろう。
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