7月5日(月)日本経済は経済学の原則からは説明できない奇妙な方向にむかっているのかもしれない
今日は珍しく、一日家で原稿を書くことができた。もしかしたら、明日もできるかもしれない。宗教事件史の原稿、1項目半書く。そこでさすがに力尽きる。
ニュースのなかに、日本の企業の半分が実質無借金状態にあるというものがあった。銀行なども投資先がなく、それで国債に集中するという話を聞くが、長期金利の低下とともに考えると、金融というものの機能がなくなりつつあることを意味しているのかもしれない。やはり、ここでも日本は世界の先を行っている。けっきょくは、利子で金を増やすという不労所得的なことが、いっさいなくなりつつあるということだろうか。
日本人は、デートよりも残業を優先する勤勉な国民になってしまい、とにかく熱心に働いている。働いた金も散在するのではなく、堅実に貯蓄にまわしている。投資ということを考えても、株価や地価はバブル崩壊以来、結局は下がり続けていて、まったく利益が見込めない。ならば、貯蓄以外に手がない。貯蓄をすれば、金融機関は、融資先もないのでせっせと国債を買う。それによって、政府は税収もないのに、どんどんとそれを使っている。使っている先は、社会福祉などで、削るのが難しいし、これからも増えていくものばかりだ。あるいは、国債の利率が0パーセントを割り込んでも、国債が買われるというとんでもないことが起こったりするのではないだろうか。そうなると、金融機関は国債を買えなくなるわけだが、ただ貯金を預かっているというわけにもいかないだろう。
小幡さんが、なぜ円高なのか疑問だと書いているが、最終的には、勤勉な国民という世界でもまれな日本人のあり方に行きつくような気がする。これは、経済学の合理性からは説明できないことかもしれない。
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