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July 06, 2010

7月6日(火)梅棹忠夫氏が亡くなられその業績をふりかえる

今日も一日、原稿書きとなる。宗教事件史、21項目目まで書き上げる。あと3項目になった。これにまえがきをつければ、ほぼ完成する。今週中に終わらせたい。

人類学者の梅棹忠夫氏が亡くなられた。90歳とのこと。梅棹氏とは一度だけ対談でお会いしたことがある。今からもう21年前のことになり、民族学博物館で出している『月刊みんぱく』の1989年8月号に掲載され、のちに梅棹氏の対談集『世相観察 あそびと仕事の最前線』(講談社)に掲載された。話題は宗教ブームということで、新宗教についての話になっている。本の装丁は高麗隆彦さんで、のちには『オウム』の装丁をしてもらったり、縁の深いデザイナーだ。そのときすでに梅棹氏は失明されていて、それでも自分でビールを注ごうとされた姿が印象に残っている。

氏の功績としては、『文明の生態史観』や『知的生産の技術』といった本もあるが、なんといっても民族学博物館を建てたことだろう。学問の発展のために政治や行政をいかに使うか、その方法論を確立したことにあるように思う。これは、まねようとして簡単にはできない。一度それをまねようとした上司に仕えたことがあり、そのときはあきれたが、どこか梅棹氏とはポイントがずれていたように思う。そんな学者も少なくなってきた。90歳の大往生では、思い残すこともなかっただろう。御冥福をお祈りしたい。

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Comments

「朝日新聞」(7月7日付朝刊)の一面には、梅棹忠夫氏の業績が顔写真入で45行ほど報じられておりました。大変大きな取り扱いです。業績や社会的位置付からすれば、過大評価のように思えます。しかし、世の中に絶対的基準はなく、新聞社担当者の主観的位置付ですから、あまりこだわる必要はないかもしれません。彼の著書「知的生産の技術」は、一時期、大変話題になりました。私の身の回りでも情報整理法にカードを採用した人もおりましたが、長期にわたって継続的に利用していた人は、多くはなかったように思えます。彼は、「朝日新聞」の評価のように、世の中にそれほど大きな影響を与えたのでしょうか。

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