8月20日(金)「ミクロの決死圏」は日本の怪獣映画のようなつくりだ
前日の疲れが残るなか、恒例の午前10時の映画祭、今回は、見たことのなかった「ミクロの決死圏」。人間を小さくして、船ごと体内に入る映画で、公開当時はかなり話題になった。日本の怪獣映画の作りに似ていて、名作というよりは、相当の駄作のようにも思えるが、つまらないわけでもない。映画はこの程度でいいのかもしれない。
午後は、日蓮の勉強会に行く。すでに重要な文書は読んでしまっているので、あまり内容的に問題にするところが少ない。一つ面白かったのは、最近でも日蓮の真筆は市場に出ることがあり、その価格が断簡でも100万単位するということ。今だとそのくらいの値段はしてしまうのだろう。それが勉強になった。
終わってからは、ブックファーストによる、テリー・イーグルトンの宗教についての本と、中村元の『龍樹』を買う。最後は、佐藤秀一君と会食をする。
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Comments
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「名作というよりは、相当の駄作のようにも思えるが、つまらないわけでもない。映画はこの程度でいいのかもしれない」ということですが、歴史的オリジナリティやその分野の描き方についての革新性を分析することなしに、冷ややかな視線を投げかけるのは、いくら表現の自由な世界でも、乱暴すぎやしませんか。そんな乱暴な見方しかできない人には映画批評をする資格などありません。
Posted by: カトリック | August 22, 2010 12:36 PM