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October 02, 2010

10月1日(金)「バベットの晩餐会」と橘玲『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』の感想など

朝の映画祭は「バベットの晩餐会」。これは、話題になった映画だが、見ていなかった。よくできた映画だと思うが、宗教学的にも興味深い。貧しい村の人々はルター派のプロテスタントで、そこに騒ぎを起こすのはフランスのカトリック教徒。ずっとつましい生活を送っている人々に対して、享楽的なカトリック教徒は欲望を喚起するような方向で迫ってくる。最後、信仰よりも食べたものの与える快楽が勝利したとも考えられる。なにしろ信仰では対立は溶けなかったが、とびきりの食事が和をもたらしたのだから。原作はいったいどうなっているのか興味をひかれた。

昼食は、ハイアットのイタリアン・カフェで。うまそうな食事とワインの映画のあとでは、少しそれにあやかりたくなった。その後は新宿へ出て、打ち合わせが二件と歯医者。どうも歯の磨き方がよくなかったようで、新しいやり方を伝授される。シグマのデジカメを修理に出し、スピーカーケーブルを買い、伊勢丹で出来上がったスーツを受け取る。ついでにネクタイを選ぶが、最近では同色であわせるのが流行しているらしい。ヒッキー・フリーマンの店の近くにアクアスキュータムがあるが、今、復刻版のコートが売れに売れているらしい。定番中の定番ということが人気の秘密のようだが、なぜ皆が着ているものをあえて着ようとするのか。そこが私には理解できない。

橘玲氏から送られてきた新刊、『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』を読み終わる。自己啓発批判という形をとっているが、いろいろとその奥を読み解いていくと面白い。文体というか、作者の世の中に対する見方は村上春樹に似ている気がした。ただ、ネットワーク化された社会のなかで自己に対する評価というものを確立していくという点については、私などとは価値観が違うと感じた。なかで引用されている本のかなりの部分をすでに読んでいるし、知っていることも多い。個人的な過去のいきさつもある。けれども、評価ということをいっさい気にしない生き方もあるような気がして、それは「違和感」に結びつくのかもしれない。この本で述べられていることを今議論することはとても大切なことではないだろうか。

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