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December 18, 2010

12月17日(金)映画は「ライムライト」で日蓮遺文は忘年会

映画はチャップリンの「ライムライト」。きっと見たことがあると思うが、まるで記憶がない。晩年のチャップリンが自分自身を演じているといった内容で、主人公が本人そのままに見える。しゃべっていることばも、台詞というより、語りの感じで、最初はちょっとその世界に入るのに苦労したが、途中から面白くなった。道化を演じると、雰囲気がまったく変わる。

そのまま、新宿へ出て、伊勢丹で昼食をとり、ヒッキー・フリーマンでオーダーしたワイシャツを受け取る。それから、会計士の事務所に書類を届け、日蓮遺文の勉強会へ。今回は、『法華仏教研究』を刊行している花野充道さんが参加され、いつもとは違った活発な議論になる。今日感じたことは、日蓮には独自の歴史哲学があるということ。その点では、ヘーゲルの試みに近い。こうしたスケールの大きな思想は、仏教史の枠組みのなかではあつかいにくいことかもしれない。もっと、大きな枠のなかで見るべきだろう。

年末ということで、小松先生も参加されて、近くの中華料理屋で忘年会。男ばかりで、しかも話の内容がいつものことだが、ひどく難しい。日蓮宗は、門流という、ほかの仏教宗派にはないものがあり、教義の問題で分かれ、そのあいだで議論がある。ほかの宗派の派閥は、もっと世俗的なところで対立するものだが、そこが違う。

帰りに、駅前の文教堂に寄って、『ステレオサウンド』の最新号や、『葬式は、要らない』について取り上げてくれている『ブルータス』、岩波文庫のプルーストなどを買う。文教堂も、ポイントカードをはじめたことを知る。これもご時世だろう。

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文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

島田さん、たまには法華経講義にもおいでよ。松山先生、いよいよ法華経方便品の翻訳を終え、来年はその翻訳についての解説を開始。懇親会の雰囲気はおもっきり破裂しちゃうけど。

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