1月4日(水)仕事始めに靖国神社へ行く
まだ本格的とは言えないが、徐々に仕事はじめ。昨年から書き継いでいる冠婚葬祭難問集を再開する。とりあえず、一日分のノルマをこなす。あとは、『文藝春秋』に載る池上彰氏による日本の宗教状況についてのインタビューに手を入れる。
昼からは、聖地巡礼の補足ということで、改めて編集者と靖国神社を訪れる。三が日も終わったので、さほど混雑はしていない。参道には、露店がいろいろと出ているが、みたままつりに比べると数は少ない。ただ、大型の酒を飲ませる店が多いのが目につくが、これは、仕事始めで出社したサラリーマンが集団で初詣に来て、靖国神社で飲むというパターンが定着しているかららしい。神社でこれほどの数のスーツ姿を見たことがなかった。
新装されてから遊就館に来たことがなかったので、入ってみるが、展示は古い建物のなかで、それにガラス張りを足した感じ。靖国神社が製作した映画が上映されていて、それを見る。おそらく7,8年前に作られたものだと思われるが、就職活動をしている青年が彼女の影響で英霊のことを知り、自分の道を見出して、会社に入る代わりに、コーヒーの焙煎の店に入るというストーリー。決してつまらなくはないが、設定がある意味不自然で、何のための映画かが分かりにくい。展示の方は、日本の戦争の歴史を追った形になっていて、昔よりきれいになっているが、その分、英霊を祭るという意識は希薄になっているように思えた。それも、時代のなせるわざだろうが、あるいは靖国神社は企業戦士のための癒しの場になっていくのだろうか。少し未来を見た気がした。
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