3月28日(月)被災地では宗教界のボランティアが活動するなか文筆家としてできることを考えるしかない
たくさんの人たちがボランティアで被災地に入っているようだが、ブログ、ツイッターなどをみると、宗教家もかなり現地に入り、活動を展開しているようだ。被災地には関連する宗派の寺もあり、法縁という形で密接な関係をもっている寺同士もある。そこが仏教界の強みで、すでにボランティア活動の実績を積んでいるところも少なくない。
被災地では寺自体が流され、死亡者の供養などが十分な形で行われていないようで、ぜひ僧侶に来てもらい、供養をしてほしいという要望もあるようだ。全日本仏教会の青年会などは、震災が起こった2時46分に、すべての宗教家が祈りをささげるよう呼びかけたいたりもする。たとえ、宗教家がいなくても、この時刻に被災者の埋葬が行われれば、あるいは葬る側の心理的な罪責感も軽減されるのかもしれない。
今日は、震災後、はじめて新しい取材を受けた。それも震災とは関係のないもの。こうして徐々にでも日常が回復してくれることを願うが、原発を含め、まだまだ難しい問題が先には横たわっているようだ。そんななか、こうした状況をどのように生きていくのか、前向きにとらえる本の企画ももちこまれた。文筆家としては書いていく以外に社会に貢献する道は少ない。そこで頑張るしかないだろう。
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