5月27日(金)「サンセット大通り」はいろいろと調べてみるとその面白さが倍増する
午前10時の映画祭は「サンセット大通り」。これも見たことがなかった。あるいは昔、淀川長冶さんがやっていた日曜洋画劇場などで放送されていたのかもしれないが、記憶にはない。「情婦」と同様にビリー・ワイルダーの監督作品。「情婦」ほど筋立ては面白くはないが、老女優の狂気の世界がすごい。しかも、映画の背景を調べてみると、執事役の役者が本当に元映画監督で、しかも今回の主演女優とかつてもめ、それで監督を辞めたなど、驚くべきことが次々と出てくる。あるいは、車庫は同じ監督の「麗しのサブリナ」に出てくるような気がするし、劇中で主人公が書くシナリオのアイディアは、「アパートの鍵貸します」の原型のようだったりと、楽しめるところがたくさんあった。
午後は、経営哲学の勉強会。ダイエーの2回目。次回は、トヨタを勉強することになる。スーパーと自動車産業はさまざまな点で密接に関連し、現代の社会システムを作り上げる上で、極めて重要な役割を果たしている。そこらも興味深い。
あと、新しい本の企画の相談が一件。『日本の空気』といった題名の本になりそうな気がしてきたが、これはそれほど急がないでもよさそう。いろいろと本の企画をたんたんとこなした結果、積み残しが減ってきたが、またここのところ増加傾向にある。仕事にも疲れてきたので、来週の前半は休むことにする。一週間丸々休むのも悪くないが、すでに予定も入っていたりするので、それは無理かもしれない。
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