6月13日(月)『ブッダ』は残念ながら駄作で待望の『ステレオ・サウンド』を買う
日曜日は、渋谷で「ブッダ」の映画を見る。決してつまらないわけではないが、宗教を描くというには力量が不足している。だいたい、手塚治虫らしさがまるでない。絵がお粗末で、金をかけていないのは明らか。今の3Dアニメに比べると、時代がずれているようにさえ感じる。このまま3部作になるのだろうか。かなりこころもとない。堺が声で出演していなかったら、本当にひどいことになっていたのではないか。
終わってから、東京都児童館へ寄ろうとしたら、震災の影響で休館中とのこと。かなり古い建物だったらしいが、こんなところにも震災のすさまじさが示されている。しかたがないので、タワーレコードに行き、何枚かCDを買う。
月曜日は朝から家で仕事。前に亜紀書房から出た『ぼくが宗教を読みとくための12のヒント』が静山社から文庫化されることになり、その改定のため、まえがきを根本から書き換える。12枚ほど書いたが、最後のところになって、全体の方針が定まったような内容になった。これでいけそうな気がする。
午後は、日本の宗教の謎についての新書の原稿、2章に入る。この章では神仏習合について論じることになる。いかにそれが当たり前の姿だったのか、今の状況からは推測するのが難しいが、近代以前は神道と仏教は密接不可分の関係にあった。
今日は待望の『ステレオ・サウンド』の発売日。3か月に一度なので、かなり楽しみ。今回は震災の影響で、ちょっとこれまでとは構成が違う気がする。まだちょっとしか読んでいないのが、一関のベイシーの菅原さんの話が興味深い。
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