6月21日(火)うらやましいようなうらやましくないような電子書籍100万部
朝、雨が降って、近くの犬が鳴かなかったらしい。その上、目覚ましをかけ忘れるという事故が重なり、起きたら7時45分だった。いつもより、我が家の始動が1時間遅くなり、大慌て。
体調もほぼ平常に戻ってきて、朝から仕事。文庫化する本のおわりにの部分を書き上げ、『震災後の生き方』の本の直しを2章分する。明日には終わるだろう。
新聞に、アマゾンだけで100万部の電子書籍を売ったというアメリカの作家の話題が出ていた。100万部と言えば、かなりの部数で、これはすごいという話になってはいるが、印税などを考えると、頭をひねってしまう。
その作家は、ケンタッキー州に住むスリラー作家のジョン・ロックという人で、いかにもペンネームらしいが、これまでアマゾンの電子書籍販売サービスで出版する仕組みを使って10作品を出し、計101万370冊を売ったという。アマゾンで電子書籍を100万冊以上売った作家は7人いるが、出版社を通さない作家では初めてだという。
ここまではいいが、一冊当たりの価格がなんと99セント、日本円にすると約79円。そのうち、35セント(約28円)が作家の取り分だという。このロック氏は「電子出版は独立系の作家が巨大な出版産業と公平に戦える機会をもたらした」とコメントしているが、28円に100万部をかけても、2800万円にしかならない。なんだか、薄利多売という感じがする。一冊当たり、こんすたんとに10万部を出すのは相当に大変だろう。これで、一億円くらいはいっているなら、うらやましい話になりそうだが、日本ではやはり紙媒体で売るのがよさそうだ。
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