7月10日(月)朝から夕方までよく働いたと思える一日
朝からヒルズへ。タクシーで行くが、時間帯によって通学路になるところがあり、時間を選ぶ必要があることがわかる。けっこうこれは難しい。
基本的には、原稿書き。大神神社と伊勢神宮が、昔はいったいどういう宗教空間であったのかを論じてみる。神仏習合の影響をもろにうけていたわけだが、そのあたりのことは今の状況からはまったく推測できない。
午後は、途中に取材とゲラの渡しが入る。取材は本の捨て方について。本に対しては、自分のものを含め格別愛着はないと答えたら、そういう人は珍しいと言われた。話していて、情報処理の技術について一冊書けるような気がしてきた。
ゲラを渡す際にタイトルの話になったが、少し議論をしていて、内容をそのまま示した『逃げない生き方』がいいのではないかという結論になる。この本は、8月に出るが、1月に出した『人は一人で死ぬ』の姉妹編の感じがする。
夜は、季織亭に行く。亭主はフランスに進出する話をしていた。世界市場でもう一勝負したいとのこと。たしかに、日本だけの枠では満足できないところがある。文筆家は言語の問題があり、容易ではないが、今後のことを考えれば、それも考慮すべき方向性だろう。
« 7月8日(金)「荒野の7人」と東京国際ブックフェア | Main | 7月12日(火)講演の依頼が二つも来たが片方は心してかからないといけない »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 12月8日(金)今日の朝日新聞では二か所の広告に登場(2023.12.08)
- 12月2日(土)二冊の重版が同時に決まり上海蟹のコースでお祝い(2023.12.02)
- 11月23日(木)あわただしい日々のなかでも今日は1日で7時間くらい話した(2023.11.23)
- 11月19日(日)創価学会の池田大作氏の訃報に接した(2023.11.19)
- 11月8日(水)古希の誕生日は体調不良だがマスクメロンはやはりおいしい(2023.11.08)
« 7月8日(金)「荒野の7人」と東京国際ブックフェア | Main | 7月12日(火)講演の依頼が二つも来たが片方は心してかからないといけない »
Comments