7月22日(金)「大いなる西部」は意外なほど面白かった
午前10時の映画祭は、「大いなる西部」。これまで見たことがなかったし、映画の存在自体も知らなかった。西部劇が4本続いたが、これはかなり毛色が違う。広大な西部を舞台にした大河ドラマという趣。役者もそろっているし、主演のグレゴリー・ペックが自ら製作にもあたっているので、かなり意欲的に取り組んだのだろう。
ただ、本当の主役は誰なのだろうかと考えてみると、相対立する二人の父親が中心ともいえる。なぜこの二人のあいだに葛藤があるのか、映画では説明されないままだが、ドラマが進む中で一番劇的な展開をしていくのがこの二人でもある。おそらく原作の小説では、その経緯が説明されているのだろう。説明があって、それでもそれを省いたというなら、脚本家の仕事としてなかなかすぐれているかもしれない。ちょっと確かめてみたくなった。
午後は、ヒルズで、『宗教通になる』の原稿の直しをする。3章の最後までいくが、見直しが残った。夕方には、NHK出版新書の編集者と次回作についての打ち合わせ。少し先のことになるだろうが、『人はひとりで死ぬ』、もうすぐ出る『逃げない生き方』のさらに続編になりそうな予感がする。イニシエーションと空気との関係がテーマになるはずだ。
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