7月7日(木)芥川賞をとった「苦役列車」をようやく読む
朝ヒルズにタクシーで行ってみる。資料が重いせいもあるが、早く出られるし、疲れない。朝の貴重な時間ということを考えると、こうした手段も必要だ。そのせいもあり、昼は吉野家。その途中にTUTAYAがあり、それで返却していないDVDがあるのを思い出す。あわてて家に電話。
原稿の方は、どうも進み方がうまくないので、途中で構成を変えてみる。そうなると、なんとかまとまりだした。3時過ぎには限界になり、仕事は終わり。気になっていた、芥川賞受賞作の「苦役列車」を読んでみる。最近珍しい私小説ということだが、著者に独特の文体があることは認めるが、果たしてこれが私小説なのだろうか。昔の私小説と比較すると、何かが欠けている。スキャンダラス性に薄いのだろうか。その分、作り物のような感じがぬぐえない。それなら、私小説にこだわるより、もっと売れる作品を書いた方がいいのではないだろうか。文体があるのだから、そちらの方が可能性がある。
帰りはバスで渋谷へ出て、みどりの窓口で夏休みに出かけるための切符を買う。最初自動券売機で特急券などを買ったが、往復の乗車券を間違って買ってしまい、けっきょく窓口にならぶはめになる。渋谷からは、井の頭線、小田急線で帰宅。例によって、夜、「ウルトラQ」を見る。毎回くだらないと思いつつ、見てしまう。
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