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July 2011

July 29, 2011

7月29日(金)映画「禁じられた遊び」はもしかしたら宗教性の濃厚なホラーなのかもしれない

3日間休みということで、伊豆に行っていたが、あっという間に終わってしまった。

午前10時の映画祭は、「禁じられた遊び」。昔見たことがあるが、全く内容を覚えていなかった。昔のフランス映画の感覚は、今とかなり違うので、あまり面白くは感じられなかった。ただ、この映画、一般に言われているのとはまるで違う意味をもっているような気もした。もしかしたら、これはホラー映画なのではないか。

なぜそんなことを考えたかと言えば、やはり宗教的な背景が濃厚なこと。主人公の少女は、パリッ子ということになっているが、洗礼も受けていないし、お祈りの仕方もしらない。これは、彼女を受け入れた農村の家族からすれば、とんでもないこと。そこで、祈りの言葉を教えられることになるが、一度、宗教にふれると、彼女はしだいに悪魔的な方向へ進んでいく。それが、十字架が林立する動物たちの墓場。農家の男の子は、そうした彼女の幻想にひっぱられ、どんどんと罪をおかしていく。十字架を盗み、動物を殺す。しかもそれを聖域として守ろうとする。これではまるで、少女が悪魔で、あるいは魔女で、その策略に男の子が乗って、神を穢す方向に向かっているようにさえ見える。

もちろん、これは私のような宗教学者しか感じないことだろうが、「禁じられた遊び」の信仰の問題についてはこれまで論じられてこなかったのではないか。少なくともこれは反戦映画ではないし、少年少女の無邪気さを描いたものではない。だいたい、フランスと日本では子供の扱い方が違い、フランスでは全く子供扱いをしない。『子供の誕生』という有名な本があるが、フランスでは日本的な意味での子供は結局発見されていないのではないか。

午後は、税理士の事務所により、会社の決算書を見せられる。それから、日蓮遺文の勉強会。ようやく100ページを切った。あと9回か10回で終わりそう。

July 28, 2011

7月28日(木)休暇第3日

今日まで休暇です。

July 27, 2011

7月27日(水)休暇第2日

今日も休暇です。

July 26, 2011

7月26日(水)休暇第1日

今日は休暇です。

July 25, 2011

7月25日(月)休暇を取るので原稿を頑張ってみる

まつりが終わったあとの月曜日。別に変ったところもない。

朝は、病院へ採血検査に行く。担当の先生がその日程を入れ忘れていて、少し待たされる。会計も混んでいた。

家に戻って、朝食をとったあと、『本の時間』の連載原稿を書く。「祝儀袋・不祝儀袋」の三回目。二回は主に祝儀袋について書いたので、今回は不祝儀袋がテーマ。ああでもない、こうでもないという原稿。こういうのはかなり難しい。

午後は、ちくま新書で出す予定の『宗教通になる』の原稿、最後の章を書き直す。これで、一応最後まで直したことになる。これで、230枚ほど。小見出しなどまったくつけていないので、それをつけると250枚くらいになるのではないか。明日から休みをとるので、頑張って最後までやった。

7月23・24日(土日)恒例の経堂まつりが開かれ地元は大いに盛り上げる

土日は恒例の「経堂まつり」。祭りのパターンは毎年同じで、阿波踊りとサンバ、それに農大応援部の大根踊り。毎年かなりの人出があるが、今年は天候もいいわりに、それほど暑くないので、来る人の数も相当に多かった。狭い商店街をパレードしていくので、どこでも混雑が生まれる。


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Daikon

土曜日の夜は、阿波踊りでほかの地域からも連が来る。地元のむらさき連、去年よりもメンバーの数が多い気がした。日曜日の昼には、農大応援部の大根踊りがあり、夜は、サンバとむらさき連。経堂まつりのいいところは、地元の人たちが店をだし、外部からは夜店が来ないこと。その分、地元色が強い。

July 23, 2011

7月22日(金)「大いなる西部」は意外なほど面白かった

午前10時の映画祭は、「大いなる西部」。これまで見たことがなかったし、映画の存在自体も知らなかった。西部劇が4本続いたが、これはかなり毛色が違う。広大な西部を舞台にした大河ドラマという趣。役者もそろっているし、主演のグレゴリー・ペックが自ら製作にもあたっているので、かなり意欲的に取り組んだのだろう。

ただ、本当の主役は誰なのだろうかと考えてみると、相対立する二人の父親が中心ともいえる。なぜこの二人のあいだに葛藤があるのか、映画では説明されないままだが、ドラマが進む中で一番劇的な展開をしていくのがこの二人でもある。おそらく原作の小説では、その経緯が説明されているのだろう。説明があって、それでもそれを省いたというなら、脚本家の仕事としてなかなかすぐれているかもしれない。ちょっと確かめてみたくなった。

午後は、ヒルズで、『宗教通になる』の原稿の直しをする。3章の最後までいくが、見直しが残った。夕方には、NHK出版新書の編集者と次回作についての打ち合わせ。少し先のことになるだろうが、『人はひとりで死ぬ』、もうすぐ出る『逃げない生き方』のさらに続編になりそうな予感がする。イニシエーションと空気との関係がテーマになるはずだ。

July 22, 2011

7月21日(木)今日は土用の丑の日

ヒルズに行く予定にしていたが、台風も来ているので、家で仕事をする。

今月発売の『一個人』で、神道についての連載がはじまる。まだそれが出ていないが、次の締め切りがあるので、それにかかる。見開き2ページだが、けっこうこれが時間がかかる。それから、携帯サイト用の生まれ順コラムを書く。今回は、生まれ順別ダイエットの続き。一人っ子にどういったダイエットが向かかが難しい。

あとは、『宗教通になる』の原稿、3章の直しに入る。この章では、日本の仏教において、いかに密教が大きな影響力をもったかを理解してもらうことになる。全体の3分の1くらい直し終わる。

夜は、丑の日でうなぎ。日本産と中国産の両方が食卓に乗ったが、その差は歴然。中国産のうなぎは、はりがなくて、元気もない。

いわゆる東電OL事件。前に佐野眞一さんが書いていた通りのことになってきた。容疑者なり、被告がずっと無罪を主張し続けているものは、やはり無罪ということなのだろうか。最近の冤罪事件を見ていると、そんな気がしてくる。

July 21, 2011

7月20日(水)ヒルズにマックがオープンした

朝からヒルズへ行く。夏休みに入ったので電車がすいている。これならタクシーで行く必要もない。なにしろ、電車で行っても、タクシーで行ってもうちからだと時間が変わらない。

ヒルズではひたすら、原稿の直しをする。思ったより時間がかかっているが、最後に、これは「宗教通になる」ための本なのだと思うようになってきた。日本の宗教の秘密を知って、宗教通になっていくためのガイド。これで、コンセプトがよりはっきりした。

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ヒルズには、クロスポイントという新しいビルができて、そのなかにマックがオープンした。無料のコーヒー券を配ったようで、かなり混雑していた。ひやかしに寄ってみたが、店に入るだけで15分待ち。面倒なので退散した。

July 20, 2011

7月19日(火)東博で「空海と密教美術」の内覧会に参加し立体曼荼羅を見る

宝島社から『まんがと図解でわかる空海と密教』を監修本として出した関係で、東京国立博物館での「空海と密教美術」の内覧会に行く。前にも一度内覧会に来たことがあるが、そのときは伊勢神宮の展示だったので、今回より人が少なかった。やはり空海には人気がある。

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以前、2003年に開かれた「空海と高野山」展のときの圧倒されるような展示とは異なり、ちょっとこじんまりしているという印象を受けるが見るべきものはいくつかある。一つは、「聾瞽指帰」の全体が、前期後期両方行くとみられるということ。こういう機会は珍しい。

もう一つは、「高尾曼荼羅」。空海が将来したのと近い両界曼荼羅で、これも前期後期で両方ということになるが、損傷が著しいだけに、それほど多くみられるものではない。その大きさには圧倒される。それから、一番の目玉は、当時の立体曼荼羅が再現されていること。これは、最近の東博の傾向で、光背などを外し、全体が見られるようになっているが、そういう機会もめったにない。梵天が一番の傑作で、それがまじかで改めて確認できる。ただ、立体曼荼羅を構成するすべての仏さんが来ているわけではないので、東寺に行ったときに受ける印象とは異なる。

全体的には、一般の筋書きがあるわけではなく、そこが物足りないのは東博の今の展示の仕方からすると仕方がないかもしれない。だが、説明書きなどもうひと工夫あってもよかったように思う。

内覧会が終わってから、蓬莱屋へ行く。そこから、ヒルズへ向かい、編集者との打ち合わせが2件。

July 18, 2011

7月17日(日)震災の日に受けた取材が産経新聞に掲載される

今日は、経堂ビッグセールの抽選会で、その前に出し物があり、娘のむらさき連が阿波踊りを披露する。例年とは異なり、ロータリーを回るようになっている。来週は経堂まつりで、そちらが本番。

産経新聞の読書欄で、『人はひとりで死ぬ』の著者紹介が掲載される。この取材は、実は3月11日の午前中にNHK出版の方で受けた。午後、日蓮遺文の勉強会だったので、スケジュールがタイトだったことを覚えている。もう載らないのかと思っていたら、急に掲載された。私も、ツィッターでそれを知った。

取材から4か月が経っているので、掲載された写真のスーツも冬用でちぐはぐ。ただ、内容的にはあまり問題はないのかもしれない。来週はその韓国版が刊行されるというし、出てから半年が経っても、それなりに反響がある。

July 17, 2011

7月16日(土)新橋演舞場昼の部を見に行くが全部の演目が不満だった

松竹チケットサービスで席が手に入ったので、新橋演舞場昼の部を見に行く。「鳥居前」「勧進帳」それに、見たことのない「楊貴妃」。

「鳥居前」は右近が忠信。引っ込みのところ、普通の「鳥居前」とは違う、澤瀉屋特有のもの。これははじめてみた。昔猿之助の体が動いた時代に見たら、さぞや感銘を受けたと思う。右近もがんばっているし形にはなっているが、気迫に乏しい。ほかの役者になると、学芸会みたいで物足りない。「鳥居前」は大好きな演目だが、これほどつまらなく感じたのははじめて。

正直言うと、團十郎の弁慶でよいと思ったことがない。なんかもたもたしていて、怪しげな声を作ろうとするところなど、すかっとしない。したがって期待もしていなかったが、やはりつまらない。しかも喉をやられているようで、声を十分に張り上げられない。海老蔵の富樫もいつも感心しないが、今回もそう。全然よくなっていない。「勧進帳」というのは、能を演じるようなつもりでやった方がいいのかもしれない。親子だと、それが難しい。長唄とお囃子が、これまでの「勧進帳」のなかで一番よかっただけに、大いに残念だった。

「楊貴妃」は、なぜこの演目が出たのかわからない。海老蔵と福助で大仏次郎ということでただ決まったよう。宦官は、卑屈なところがある存在のはずなのに、海老蔵だとそれが出ない。まったくニンではないと言えばそれまでだが、事件を起こしても、こうした役ではまだ影が出ない。

というわけで、それほど満足できない昼の部。「江戸の夕映」が圧倒的によく、次が「鏡獅子」という当月だった。

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帰りがけに建設中の歌舞伎座。新橋だと全体に窮屈。早く歌舞伎座が建たないかと改めて感じる。

July 15, 2011

7月14・15日(木金)飯能の青年会議所で生まれ順について講演し韓国では『人はひとりで死ぬ』が緊急出版になる

木曜日は、家で仕事。原稿の書き換え作業をする。はじめにのところが終わる。だいたい感じがつかめてきたような気がする。

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午後は、飯能へ向かう。青年会議所の例会で生まれ順についての講演をするため。駅に迎えにきてもらうが、会場となった大松閣まで行くと、かなり山が深い。飯能はあまり来たことがないが、これほどの場所だとは思わなかった。ある意味、避暑地として開発されてもよかったような気がする。

例会では、最初から最後まで出席したので、青年会議所独特の儀式も見られて参考になった。鐘や、歌に誓い、3分間スピーチや講評と出席率発表など、独特のものがある。講演では、その青年会議所の委員会の構成を生まれ順を通してみたところが面白かった。懇親会にもつきあい、大松閣に泊めてもらう。

金曜日は、朝10時に車で駅まで送ってもらい、新宿へ。伊勢丹で先日買い物をしたものを受け取り、7階のマクロビオティックのレストランで昼食をとる。女性が一人で来店しているケースが多く、それが独特。生まれ順を聞いてみたくなったが、第一子と一人っ子が多いのではないだろうか。

最後は、ビッグカメラによって、ソニーのブルーレイを購入するが、入荷待ちで着くのは8月の頭。

1月に出した『人はひとりで死ぬ』の韓国版の話が来ていたが、来週緊急出版になるとのこと。韓国でも無縁社会が深刻化していて、先日、それに関連したテレビ番組が放送され、反響が大きかったらしい。経済成長と都市化という現象は日韓で共通するわけだから、同じような現象が起きても不思議ではない。


July 14, 2011

7月13日(水)ヒルズでは新しい建物が建っている

朝は映画。「シェーン」。これは、昔見たことがあるが、最後に子供が「シェーン、カンバック」と言うシーンのことしか覚えていない。さすらいのガンマンの話で、何かいわくがありそうだが、過去のことは一切語られてない。そんなガンマンが、荒野のなかの農家にさしかかり、そこに滞在する。その農家は、暴力的な牛飼いににらまれていて、追い出されそうになっている。そこで起こる戦いが全体の筋書きを作っている。

アメリカの土地がいったい誰のものなのかということは、国の歴史が浅いだけにふたしか。そんな状況のなかで、根付いて生きることの難しさを描いている、いかにもアメリカ的な映画だが、今の日本人には遠すぎる世界かもしれない。アメリカ人の共感の度合いとはかなり異なるだろう。

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六本木ヒルズでは、新しい建物がつくられている。それがクロス・ポイントと呼ばれるもの。タワーとは独立しているので、本当の意味でヒルズとは言えないのかもしれないが、なかにはマクドナルドが入るらしい。これもご時世だろう。

世界経済の方は、ヨーロッパもアメリカも、中国もそれぞれ不穏な動きになっている。果たしてその行方がどうなるのか。また、騒ぎになるのだろうか。

July 12, 2011

7月12日(火)講演の依頼が二つも来たが片方は心してかからないといけない

朝からヒルズへ。ひたすら原稿を書くが、話が少し難しくなりすぎているようにも感じられる。情報はここまでで、書き方を考えたほうがいいかもしれない。ちょっと、全体を見直してみる必要がある。

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ヒルズでは、霧のシャワーで涼気を呼んでいる。結構その下を通ると涼しいのだが、写真にとろうとするとこれが難しい。一応チャレンジしてみる。

一日に二つ講演を依頼される。一つはこれまで話したことがないテーマだが、もう一つは、僧侶の前で『葬式は、要らない』の反響などについて語れというもの。こちらはかなり厄介なものだが、逃げるわけにもいかない。戦術を練らないといけないだろう。

7月10日(月)朝から夕方までよく働いたと思える一日

朝からヒルズへ。タクシーで行くが、時間帯によって通学路になるところがあり、時間を選ぶ必要があることがわかる。けっこうこれは難しい。

基本的には、原稿書き。大神神社と伊勢神宮が、昔はいったいどういう宗教空間であったのかを論じてみる。神仏習合の影響をもろにうけていたわけだが、そのあたりのことは今の状況からはまったく推測できない。

午後は、途中に取材とゲラの渡しが入る。取材は本の捨て方について。本に対しては、自分のものを含め格別愛着はないと答えたら、そういう人は珍しいと言われた。話していて、情報処理の技術について一冊書けるような気がしてきた。

ゲラを渡す際にタイトルの話になったが、少し議論をしていて、内容をそのまま示した『逃げない生き方』がいいのではないかという結論になる。この本は、8月に出るが、1月に出した『人は一人で死ぬ』の姉妹編の感じがする。

夜は、季織亭に行く。亭主はフランスに進出する話をしていた。世界市場でもう一勝負したいとのこと。たしかに、日本だけの枠では満足できないところがある。文筆家は言語の問題があり、容易ではないが、今後のことを考えれば、それも考慮すべき方向性だろう。

July 09, 2011

7月8日(金)「荒野の7人」と東京国際ブックフェア

朝の映画は、「荒野の7人」。これも見たことがなかった。黒澤の「7人の侍」がもとになっているので、どうしても比較してみてしまうが、一番の大きな違いは、三船敏郎の菊千代が出てこないことだろう。あの役は難しい。いかに三船が素晴らしい役者だったのかを改めて思う。ところで、シネマの入り口に立っていたものは何だろう。

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映画が終わってから、招待状をもらったので東京国際ブックフェアに行くことにする。会場は東京ビッグサイト。ブックフェアにはこれまで行ったことがなかったし、ビッグサイトもはじめて。ゆりかもめで行ったが、かなり遠かった。

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会場についてみて、人の多さに驚く。最初、電子出版のコーナーに入ったら、ここもかなりの人。クラウド型の端末は、電波事情が悪くて使い物にならない。人文社会関係のコーナーに行って、ようやく落ち着く。関連する出版社
をまわって、あいさつもしてみるが、見るべきものはない。

宗教関係の出版社として、天理教道友社、聖教新聞社、幸福の科学出版をまわってみたりする。トルコからも出展されていて、そこでは話をしてみるが、こちらはトルコ語の本ばかりが並んでいるので、立ち寄る人もない。全体にこのブックフェア、何のための催しなのかがわからなかった。

帰りはりんかい線で新宿まで帰るが、こちらの方がはるかに楽だった。伊勢丹で買い物をして帰宅する。


July 08, 2011

7月7日(木)芥川賞をとった「苦役列車」をようやく読む

朝ヒルズにタクシーで行ってみる。資料が重いせいもあるが、早く出られるし、疲れない。朝の貴重な時間ということを考えると、こうした手段も必要だ。そのせいもあり、昼は吉野家。その途中にTUTAYAがあり、それで返却していないDVDがあるのを思い出す。あわてて家に電話。

原稿の方は、どうも進み方がうまくないので、途中で構成を変えてみる。そうなると、なんとかまとまりだした。3時過ぎには限界になり、仕事は終わり。気になっていた、芥川賞受賞作の「苦役列車」を読んでみる。最近珍しい私小説ということだが、著者に独特の文体があることは認めるが、果たしてこれが私小説なのだろうか。昔の私小説と比較すると、何かが欠けている。スキャンダラス性に薄いのだろうか。その分、作り物のような感じがぬぐえない。それなら、私小説にこだわるより、もっと売れる作品を書いた方がいいのではないだろうか。文体があるのだから、そちらの方が可能性がある。

帰りはバスで渋谷へ出て、みどりの窓口で夏休みに出かけるための切符を買う。最初自動券売機で特急券などを買ったが、往復の乗車券を間違って買ってしまい、けっきょく窓口にならぶはめになる。渋谷からは、井の頭線、小田急線で帰宅。例によって、夜、「ウルトラQ」を見る。毎回くだらないと思いつつ、見てしまう。

July 07, 2011

7月6日(水)今週は毎日ヒルズで仕事

今週は連日ヒルズ。資料をもってくると、今度は家で仕事ができなくなり、ヒルズに行かなければならなくなる。ただ、電車が止まったりで、今日は着くまでに1時間以上かかってしまった。これは考えないといけない。

ヒルズではひたすら原稿を書く。調べながらなので、なかなか進まない。それでも伊勢神宮のことについて20枚弱書く。

夕方は新橋の第一ホテルへ。千代川さんに会い、そこからニューオータニへ行って、テレビ局の人と打ち合わせ。もっとも一番しゃべったのは千代川さん。最後は家まで送ってもらう。

July 06, 2011

7月5日(火)寺久保エレナはバークレーに留学しない方がいいのではないだろうか

朝からヒルズへ。

『震災後を生きる』のおわりにの部分を書き上げる。それから、『行く前に読む』の第4章の構想を立て、原稿を書き寺始めるが、それほど進まない。

夕方に新宿に出る。いろいろまわってみるが、収穫はほとんどなし。タワーレコードで、寺久保エレナの新譜を買おうかと思ったが、試聴して今回はやめておくことにした。商売的には海外の有名アーティストとの共演がいいのかもしれないが、むしろレギュラーグループでの録音の方が、本人の音楽に対する方針が明確になり、いいのではないだろうか。バークレーに留学するそうだが、それも心配。すでにこれだけの評価を得ていて、いまさら何を学ぶのか。バークレーは、演奏者を型にはめようとする傾向があり、本来ジャズ的ではない。

帰りがけに伊勢丹で、紅芋華どりを買うが、瓶が変わっていた。

July 05, 2011

6月4日(月)復活の海老蔵を見に行って壱太郎の天才ぶりに驚愕する

暑くなりそうなので、ヒルズへ行く。新宗教事典のまえがきになるものを書き、続けて『震災後の生き方』のあとがきを書く。あとがきの方は完成しなかった。明日だ。

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仕事を終えてから新橋演舞場へ行く。海老蔵復活ということで、久しぶりに成田屋を見る。最初の「対面」は、石段の場面をはじめてみたが、全体的にメリハリがない。

いよいよ海老蔵登場。「鏡獅子」。これまで、海老蔵の弥生にはあまり感心しなかったが、今回は、これまでと違い、しっかりと弥生になっている。9代目に比較すれば、まだまだだろうが、ようやく方向性が見えてきたような気がした。獅子も、あまり力を入れていないのがいい。観客からは、「きれい」の声も。

「鏡獅子」では、弥生にまるでセリフがないので、海老蔵の声は、次の「江戸の夕映」ではじめて聞く。この演目、祖父からのもので、見たような気がしていたが、実はこれまで見ていなかったことに気付く。したがって、團十郎の演出がどこが新しいのか比較できない。團十郎は演出に忙しく、自分の役についてはまだまだの感じ。海老蔵は、悪くはないが、すごくいいというわけでもない。

というか、驚いたのは、壱太郎。小六の許嫁、お登勢の役。最初は、声の出し方に少し難があるように感じたが、演技力がそれをはるかに上回る。お登勢そのもの。天才と言われてきたが、それを証明する形になった。床に置いた右手に観客の視線を集中させ、そこにお登勢の気持ちを表現した部分には凄みさえ感じた。その演技が、お登勢が登場していない場面にも影響していて、全体の空気を支配している。最後、夕映えのなかで、小六と再開し、じっと見つめあうシーンは、背中だけの演技。2000年に海老蔵をはじめてテレビで見て、驚いたのに匹敵する衝撃だった。いったいこれから壱太郎はどうなるのか。目が離せない。


July 02, 2011

7月1日(金)「荒野の用心棒」と五代目野田岩のうなぎ

朝の映画祭は「荒野の用心棒」。クリント・イーストウッド主演のいわゆるマカロニ・ウエスタン。黒澤の「用心棒」を勝手にリメイクして問題になった作品。「用心棒」の面白さから期待したが、ただのだましあいと打ち合いで、それほど面白いとは感じられなかった。黒澤作品にある独特のユーモアの感覚がない。その点では、三船敏郎がいかに偉大だったかがわかる。

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映画も短かったし、暑いので、麻布の「五代目野田岩」にうなぎを食べに行く。本店に行ってから、席を案内してもらうシステムとは知らなかったので、別館から本館へ行き、また戻る形になった。天然うなぎの白焼きが入ったコースを注文する。さすがに白焼きはうまい。そうなると、養殖物のうな重とは差が出る。ただ、山椒がやけにうまく感じられたので、お土産にそれを買って帰る。久しぶりにうまいうなぎを食べたという感じ。

午後はヒルズに戻り、取材と打ち合わせ。取材は、ハリーポッターの映画が今回で終わるということに関連してのもの。映画のシリーズがはじまってから10年。この取材のために昨日は、最後の死の秘宝のパート1を見る。これは見ていなかったが、予想通り暗い。映画はとくに、最初の方の作品のほうが面白かった。取材は再来週の朝日新聞夕刊に出る予定。


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