8月10日(水)三田会の取材を受けるようになったということは時代のフェイズが変わったということだろう
猛烈に暑くなった。
朝からヒルズへ行く。夏休みということだろうか、それほど人は多くない。
仕事しては、『創価学会』の完全版に入れる予定の追加分、2章を直し、それを編集者に送る。そのあとは、『小説日蓮』について書くが、7枚ほどしか進まなかった。
昼にはかつての教え子が来て、小幡さんとともに会食をする。それから週刊誌の取材を受ける。テーマは三田会について。だいたい三田会について取材に来る人は早稲田の出身者が多く、その分、最初からバイアスがかかっている。逆に、早稲田の人間からすれば、自分たちとはまったく違う慶応の人間の結束力が不思議なのだろう。今週はもう一件、三田会についての取材がある。
雑誌が三田会について取り上げるようになったのも、時代の空気が変わり、落ち着きを見せてきたことだろう。課題は山積みでも、一時のような不安はなくなっている。週刊誌も、もう原発や放射能のネタでは売れなくなっているようだ。新刊の『逃げない生き方』でも書いたように、災害は忘れるべきものではないが、一方で忘れないと次に行けないものでもある。現実に処理しなければならない事柄は、課題として直面しなければならないが、むやみに不安にかられているわけにもいかない。あるいは、今騒がれている世界的な金融不安も、同じことかもしれない。
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