8月24日(水)「卒業」は反キリスト教映画かもしれない
前日、ニュースゼロでやっていて、島田紳助氏の会見を見た。大昔、彼が司会する大阪の番組に出たことがあった。「11PM」ではなかったかと思うが、朝まで生テレビのパロディーで、野坂昭如さんが一緒だった。一番問題なのは、難しい問題の解決を暴力団関係者に頼んでしまったということにあるのではないか。
午前10時の映画祭は、「卒業」。ダスティー・ホフマンのデビュー作だ。このとき彼はすでに30歳になっていたらしい。それでも、20歳の目の輝きを演技できるのだから、そこがすごい。
話としてはスピーディーで、いろいろと面白いものの、今の時代に見ると、主人公がただのストーカーに見えてしまう。飲酒運転当たり前で、煙草を吸いまくる。時代は大きく変わったように思えるが、見ようによっては、反キリスト教の映画としてとらえることもできる。最後に、教会での結婚式に乱入し、十字架をドアに差し込んで通れないようにするというのはかなり乱暴。ガソリンスタンドでのプロテスタントとカトリックの混同も、映画製作者がユダヤ系ということと関係するだろう。別にユダヤ人を差別するとかそういうことではないが、ユダヤ人が映画界に多く進出するようになって、キリスト教の扱いがいい加減になっていることは事実だろう。
午後は、ヒルズで仕事。
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